正解は(2)。
令和7年度 関西広域連合 登録販売者 学科 問36
胃腸鎮痛鎮痙薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a ブチルスコポラミン臭化物は、排尿困難の症状がある人、心臓病の診断を受けた人では症状の悪化を招くおそれがある。
b ロートエキスは、消化管の粘膜及び平滑筋に対する麻酔作用による鎮痛鎮痙効果を期待して配合されている。
c オキセサゼインは、妊婦又は妊娠していると思われる女性や15歳未満の小児では使用を避ける。
d 医療機関を受診するなどの対応が必要な痛みについては、医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することが望ましい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
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抗コリン成分・局所麻酔成分の作用と注意点、受診勧奨を問う。ロートエキスは抗コリン作用による鎮痛鎮痙で麻酔作用ではないこと、原因不明の腹痛に当座の対処で使うのは好ましくないことが決め手。
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- a(正):ブチルスコポラミン臭化物は抗コリン成分で、その作用は消化管に限定されないため、排尿困難の症状がある人、心臓病又は緑内障の診断を受けた人では症状の悪化を招くおそれがあり、使用前に医師等へ相談すべきとされる。
- b(誤):ロートエキスは抗コリン作用を示すアルカロイドを豊富に含む生薬成分で、副交感神経の働きを抑えて鎮痛鎮痙をもたらす。粘膜及び平滑筋への麻酔作用による鎮痛鎮痙を期待するのはアミノ安息香酸エチル等の局所麻酔成分である。
- c(正):オキセサゼインは局所麻酔成分で胃液分泌抑制作用もあるが、妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では使用を避けることとされている。
- d(誤):医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品が使用されると、痛みの発生部位が不明確となり原因の特定を困難にすることがある。原因不明の腹痛に安易に胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することは好ましくない。
各選択肢の解説
- (1)
a誤 b正 c正 d誤
誤った組合せ。aを「誤」としているが、aは正しい:ブチルスコポラミン臭化物は抗コリン成分で、その作用は消化管に限定されないため、排尿困難の症状がある人、心臓病又は緑内障の診断を受けた人では症状の悪化を招くおそれがあり、使用前に医師等へ相談すべきとされる。bを「正」としているが、bは誤り:ロートエキスは抗コリン作用を示すアルカロイドを豊富に含む生薬成分で、副交感神経の働きを抑えて鎮痛鎮痙をもたらす。粘膜及び平滑筋への麻酔作用による鎮痛鎮痙を期待するのはアミノ安息香酸エチル等の局所麻酔成分である。
- (2)
a正 b誤 c正 d誤
正しい組合せ。a正・b誤・c正・d誤の判定がすべて一致する。bは誤り:ロートエキスは抗コリン作用を示すアルカロイドを豊富に含む生薬成分で、副交感神経の働きを抑えて鎮痛鎮痙をもたらす。粘膜及び平滑筋への麻酔作用による鎮痛鎮痙を期待するのはアミノ安息香酸エチル等の局所麻酔成分である。dは誤り:医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品が使用されると、痛みの発生部位が不明確となり原因の特定を困難にすることがある。原因不明の腹痛に安易に胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することは好ましくない。
- (3)
a正 b正 c誤 d正
誤った組合せ。bを「正」としているが、bは誤り:ロートエキスは抗コリン作用を示すアルカロイドを豊富に含む生薬成分で、副交感神経の働きを抑えて鎮痛鎮痙をもたらす。粘膜及び平滑筋への麻酔作用による鎮痛鎮痙を期待するのはアミノ安息香酸エチル等の局所麻酔成分である。cを「誤」としているが、cは正しい:オキセサゼインは局所麻酔成分で胃液分泌抑制作用もあるが、妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では使用を避けることとされている。dを「正」としているが、dは誤り:医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品が使用されると、痛みの発生部位が不明確となり原因の特定を困難にすることがある。原因不明の腹痛に安易に胃腸鎮痛鎮痙薬を使用することは好ましくない。
- (4)
a正 b誤 c誤 d誤
誤った組合せ。cを「誤」としているが、cは正しい:オキセサゼインは局所麻酔成分で胃液分泌抑制作用もあるが、妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では使用を避けることとされている。
- (5)
a誤 b誤 c誤 d誤
誤った組合せ。aを「誤」としているが、aは正しい:ブチルスコポラミン臭化物は抗コリン成分で、その作用は消化管に限定されないため、排尿困難の症状がある人、心臓病又は緑内障の診断を受けた人では症状の悪化を招くおそれがあり、使用前に医師等へ相談すべきとされる。cを「誤」としているが、cは正しい:オキセサゼインは局所麻酔成分で胃液分泌抑制作用もあるが、妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では使用を避けることとされている。
分野「主な医薬品とその作用」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 胃腸鎮痛鎮痙薬
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