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薬剤師令和8年度薬学理論問題問 172

令和8年度 薬剤師 薬学理論問題 問172

難度標準

代謝過程における薬物相互作用により血中濃度が変動する薬物と併用薬及び相互作用メカニズムの組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。

選択肢

正解は2つあります。2つ選ぶと採点します(選択中 0/2)

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

リファンピシンは CYP3A4 を誘導し、基質であるシクロスポリンの血中濃度を低下させます。

詳細Layer 2
展開

パロキセチンは CYP2D6 を阻害し、基質であるノルトリプチリンの血中濃度を上昇させます。したがって 3 と 5 が正しい組合せです。

各選択肢の解説

1

薬物:アザチオプリン/併用薬:クラリスロマイシン/相互作用メカニズム:キサンチン酸化酵素の阻害

誤り。アザチオプリンから生じるメルカプトプリンの代謝に関わるキサンチン酸化酵素を阻害する薬にはアロプリノールなどがあります。クラリスロマイシンによる代表的な代謝阻害はCYP3A4であり、表の酵素との対応が異なります。

2

薬物:フェニトイン/併用薬:シプロフロキサシン/相互作用メカニズム:CYP2C9 の阻害

誤り。シプロフロキサシンの代表的なCYP阻害作用はCYP1A2の阻害です。フェニトインはCYP2C9などで代謝されますが、この組合せを「CYP2C9の阻害」で説明するのは適切ではありません。併用時のフェニトイン濃度変動自体の可能性を否定する説明ではありません。

3

薬物:シクロスポリン/併用薬:リファンピシン/相互作用メカニズム:CYP3A4 の誘導

正しい。リファンピシンはCYP3A4を誘導します。CYP3A4の基質であるシクロスポリンの代謝が促進され、血中濃度が低下する方向の相互作用です。

4

薬物:チザニジン/併用薬:フルボキサミン/相互作用メカニズム:CYP1A2 の誘導

誤り。フルボキサミンはCYP1A2を誘導する薬ではなく、阻害する薬です。CYP1A2で代謝されるチザニジンの代謝が低下し、血中濃度は上昇する方向となります。

5

薬物:ノルトリプチリン/併用薬:パロキセチン/相互作用メカニズム:CYP2D6 の阻害

正しい。パロキセチンはCYP2D6を阻害します。CYP2D6で代謝されるノルトリプチリンの代謝が低下し、血中濃度が上昇する方向の相互作用です。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省『第111回薬剤師国家試験』一般問題(薬学理論問題)問172(原問・最終正答)。番号・改行・選択肢記号を表示用に整理。表を各行のヘッダ・セル順を保って表示用テキストへ展開し、表画像は原PNGを切り抜き。解説は過去問AIが独自に作成。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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