溶接割れの検査は肉眼で行うのが原則である。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問22
鋼道路橋の溶接施工上の留意事項に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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判定が困難な場合は、表面の割れを検出できる磁粉探傷試験または浸透探傷試験を用いる。超音波探傷試験を行うとした記述が適当でなく、これが正答である。
各選択肢の解説
- ア
部材を組み立てる場合の材片の組合せ精度は,継手部の応力伝達が円滑に行われ,かつ継手性能を満足するものでなければならない。
正しい記述である。組立て時の材片の組合せ精度は、ルート間隔や目違いを通じて溶接品質と応力伝達に直接影響する。継手性能を満足できる精度を確保しなければならない。
- イ
完全溶込み開先溶接による溶接継手は,原則として,反対側からの溶接を行う前に健全な溶接層まで裏はつりを行う。
正しい記述である。完全溶込み開先溶接では、初層側に溶込み不良などの欠陥が残りやすい。反対側を溶接する前に、健全な溶接層が現れるまで裏はつりを行うのが原則である。
- ウ
完全溶込み開先溶接からすみ肉溶接に変化する場合等,溶接線内で開先形状が変化する場合には,開先形状の遷移区間を設けなければならない。
正しい記述である。溶接線の途中で開先形状が急変すると、形状の不連続部に欠陥や応力集中が生じやすい。開先形状を滑らかに変化させる遷移区間を設ける必要がある。
- エ
溶接割れの検査は,溶接線全線を対象として肉眼で行うのを原則とし,判定が困難な場合には,超音波探傷試験を行う。
誤りである。溶接割れの検査は全線を肉眼で行う原則までは正しい。しかし判定が困難な場合に用いるのは、表面割れの検出に適した磁粉探傷試験または浸透探傷試験であり、超音波探傷試験ではない。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 鋼橋溶接
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