コンクリート造の工作物の解体等の作業では、強風、大雨、大雪等の悪天候のため危険が予想されるとき、事業者は作業を中止しなければならない。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問58
労働安全衛生法令上,高さが5 m 以上のコンクリート造の工作物の解体等の作業における危険を防止するために,事業者が行わなければならない措置に関する記述のうち,誤っているものはどれか。
選択肢
解説
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安全を確保したうえで作業を行うとする記述が誤りである。立入禁止、保護帽の着用、引倒し時の合図に関する記述は正しい。
各選択肢の解説
- ア
事業者は,作業区域内に当該作業に関係する者以外の者が立ち入ることについて,禁止する旨を見やすい箇所に表示し,禁止しなければならない。
正しい。作業区域内には関係労働者以外の者が立ち入ることを禁止し、その旨を見やすい箇所に表示しなければならない。解体に伴う倒壊や落下物から第三者を守るための措置である。
- イ
事業者は,物体の飛来又は落下による労働者の危険を防止するため,当該作業に従事する労働者に保護帽を着用させなければならない。
正しい。物体の飛来又は落下による危険を防止するため、事業者は作業に従事する労働者に保護帽を着用させなければならない。解体作業では破片やがらの落下が多いため、必須の措置である。
- ウ
事業者は,強風,大雨,大雪等の悪天候のため,作業の実施について危険が予想される時は,安全を確保したうえで当該作業を行なわなければならない。
誤り。悪天候のため作業の実施に危険が予想されるときは、当該作業を中止しなければならない。安全を確保すれば作業を続けてよいという定めではない点が誤っている。
- エ
事業者は,外壁,柱等の引倒し等の作業を行うときは,引倒し等について一定の合図を定め,関係労働者に周知させなければならない。
正しい。外壁、柱等の引倒し等の作業を行うときは、一定の合図を定めて関係労働者に周知させなければならない。引倒しの範囲にいる労働者を事前に退避させるための措置である。
分野「法規(選択)」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 解体作業の措置
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