【光度】均等光源(全方向に一様に光を出す点光源)の光度 I は、全光束 F を全立体角 4π sr で割って求める。
I = F / (4π) = 5000 / (4π) ≒ 397.9 cd
図に示すような幅 6 m,奥行き 8 m の長方形の駐車場の四隅に柱を立て,各柱の地上から 5 m の頂点に全光束 5 000 lm のランプを設置した。駐車場の中心 O の水平面照度[lx]の値として,最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
ただし,各ランプは均等光源とする。

結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
【光度】均等光源(全方向に一様に光を出す点光源)の光度 I は、全光束 F を全立体角 4π sr で割って求める。
I = F / (4π) = 5000 / (4π) ≒ 397.9 cd
【光源から O までの距離】長方形の対角線の長さは √(6² + 8²) = √100 = 10 m。中心 O は対角線の中点なので、各柱の根元から O までの水平距離は 5 m。ランプの高さは 5 m なので、ランプから O までの距離 r は
r = √(5² + 5²) = 5√2 m、r² = 50 m²
【入射角】水平面の法線(鉛直方向)と光線のなす角を θ とすると
cos θ = 高さ / r = 5 / (5√2) = 1/√2 ≒ 0.7071
【ランプ 1 灯による水平面照度】
Eh1 = (I / r²) × cos θ = (397.9 / 50) × 0.7071 ≒ 7.958 × 0.7071 ≒ 5.63 lx
【4 灯の合計】4 本の柱は O から等距離・同じ高さにあるので、各灯の寄与は等しい。
Eh = 4 × 5.63 ≒ 22.5 lx
よって最も近いのは (4) 22.5 である。
283
誤り。正しい水平面照度は約 22.5 lx である。283 は、全光束 5 000 lm をそのまま光度 5 000 cd とみなして 4 × (5000/50) × (1/√2) ≒ 283 と計算した値に一致する。均等光源の光度は I = F/(4π) ≒ 398 cd であり、4π で割る必要がある。
141
誤り。141 は 100√2 ≒ 141.4 に相当し、数値上は次のような誤算と一致する。(a) 全光束 5 000 lm をそのまま光度 5 000 cd とみなし、しかも 2 灯分だけ合計した 2 × (5000/50) × (1/√2) ≒ 141。(b) 同じく光度を 5 000 cd とみなし、1 灯について cos θ を掛けるべきところを割った (5000/50) ÷ (1/√2) ≒ 141。正しくは、光度は I = F/(4π) ≒ 397.9 cd、水平面照度は法線照度に cos θ を掛けて求め、O から等距離にある 4 灯すべての寄与を合計するので、約 22.5 lx となる。
31.8
誤り。31.8 は 4 × (397.9/50) ≒ 31.8 lx で、光線に垂直な面の照度(法線照度)を 4 灯分合計した値である。問われているのは水平面照度なので、入射角の余弦 cos θ = 1/√2 を掛ける必要があり、31.8 × 0.7071 ≒ 22.5 lx となる。
22.5
正しい。I = 5000/(4π) ≒ 397.9 cd、r² = 5² + 5² = 50 m²、cos θ = 1/√2 より、1 灯あたり 397.9/50 × 0.7071 ≒ 5.63 lx、4 灯で 5.63 × 4 ≒ 22.5 lx となる。
5.6
誤り。5.6 lx はランプ 1 灯による水平面照度(約 5.63 lx)に相当する。駐車場の四隅に 4 灯あり、いずれも O から等距離なので、合計は 4 倍の約 22.5 lx となる。
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
機械 の他の問題
トピック「機械」を扱う他試験区分の過去問
第三種電気主任技術者 の同じ分野を年度をまたいで演習する
モバイル片手演習でIPA試験の隙間時間を稼ぐ|通勤・昼休み・待ち時間の活用
IPA試験対策をモバイル片手で進めるための具体的な工夫を解説。通勤電車・昼休み・待ち時間で 1 日 30 分を稼ぐためのアプリ設定・演習ルーティンを紹介します。
過去問の誤答ふりかえり3ステップ|浅い見直しで時間を捨てないために
過去問演習で誤答した時に『なぜ間違えたか』を 3 ステップで構造化して見直す手順を解説。原因分類・対策メモ・類題演習で、同じミスを 2 回しない学習設計を紹介します。
過去問演習を分散学習で最適化する|エビングハウスとライトナーシステムの実践
分散学習(spaced repetition)の理論を、IPA過去問演習に落とし込む実践手順を解説。ライトナーシステムの活用、復習タイミングの設計、過去問AIでの自動化方法を紹介します。
AI学習ツールと予備校・通信講座の使い分け|IPA試験の最適な組み合わせ
IPA試験対策はAIツール一択ではなく、予備校・通信講座との使い分けが鍵。それぞれの強み・弱みと、組み合わせるべき学習者のタイプ別パターンを解説します。