代謝性アルカローシスは、HCO3⁻が一次的に増加する(または酸が失われる)病態です。嘔吐による胃酸喪失や利尿薬の使用などが原因となり、血漿HCO3⁻濃度は上昇します。
第71回(2025年実施) 臨床検査技師 午後 問29
難度
標準
重炭酸イオンで正しいのはどれか。
選択肢
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各選択肢の解説
- 1
腎尿細管で再吸収されない。
誤り。糸球体でろ過されたHCO3⁻は、大部分(約80〜90%)が近位尿細管で再吸収されます。残りもヘンレループや集合管で再吸収されます。
- 2
アニオンギャップの計算式に含まれない。
誤り。アニオンギャップは AG = Na⁺ −(Cl⁻ + HCO3⁻)で計算するため、HCO3⁻は計算式に含まれます。
- 3
細胞外液中の陰イオンで最も濃度が高い。
誤り。細胞外液中で最も濃度が高い陰イオンはCl⁻(約100 mmol/L)です。HCO3⁻は約24 mmol/Lです。
- 4
代謝性アルカローシスで血漿濃度が上昇する。
正しい。代謝性アルカローシスでは、血漿HCO3⁻濃度が一次的に上昇します。
- 5
動脈血中濃度50 mmol/L は基準範囲内である。
誤り。動脈血HCO3⁻の基準範囲はおよそ22〜26 mmol/Lです。50 mmol/Lは著しい高値で、基準範囲外です。
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解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第71回臨床検査技師国家試験」午後 問29(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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