採血時に手を何度も握ったり開いたりする(パンピング、クレンチング)と、前腕の筋肉が収縮します。
第72回(2026年実施) 臨床検査技師 午後 問1
採血時のパンピング(何度も手を握ったり開いたりを繰り返す動作)で偽高値になるのはどれか。
選択肢
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このとき筋細胞から細胞内に多く含まれるカリウムが血中に出るため、血清カリウムが実際より高く測定されます(偽高値)。駆血したまま局所の循環が滞り、局所アシドーシスで細胞内のカリウムが細胞外へ移ることも関係します。この影響が典型的に問題になるのはカリウムなので、正解は2です。
各選択肢の解説
- 1
リ ン
リンも細胞内に多い成分ですが、パンピングによる偽高値の代表的な項目ではありません。誤りです。
- 2
カリウム
正しい。筋肉の収縮によって細胞内のカリウムが出るため、血清カリウムが偽高値になります。
- 3
クロール
クロールは主に細胞外液にある陰イオンで、パンピングで大きく上がる項目ではありません。誤りです。
- 4
カルシウム
カルシウムは長時間の駆血による血液濃縮で多少影響を受けることがありますが、パンピングで偽高値になる典型的な項目ではありません。誤りです。
- 5
ナトリウム
ナトリウムは主に細胞外液にある陽イオンで、筋肉の収縮で細胞から出ることによる上昇は起こりません。誤りです。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第72回臨床検査技師国家試験」午後 問1(問題・正答)。解説は独自作成です。
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