失神は、脳全体への血流が一過性に低下して起こる意識消失です。
第72回(2026年実施) 臨床検査技師 午後 問13
一過性に脳全体が虚血状態になって起こる意識障害はどれか。
選択肢
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姿勢を保てなくなりますが、短時間で自然に完全に回復します。原因には血管迷走神経反射、起立性低血圧、不整脈などがあります。設問の「一過性に脳全体が虚血状態になって起こる」はこの定義そのものなので、正答は4です。
各選択肢の解説
- 1
傾 眠
誤り。傾眠は意識の量的低下のうち軽い段階です。放置すると眠り込みますが、呼びかけや軽い刺激で目を覚まします。一過性の脳全体の虚血で起こる意識障害を指す用語ではありません。
- 2
昏 睡
誤り。昏睡は意識障害の最も重い段階で、強い痛み刺激にもほとんど反応しません。持続する重い意識障害を指す用語であり、一過性の脳虚血で起こって速やかに回復する病態ではありません。
- 3
昏 迷
誤り。昏迷は、強い刺激にだけかろうじて反応する高度の意識障害の段階を指します(精神医学では、意識は保たれているのに意思の表出や反応がなくなる状態を指すこともあります)。いずれにしても、一過性の脳全体の虚血による意識消失ではありません。
- 4
失 神
正しい。失神は、一過性に脳全体が低灌流(虚血)になって起こる、短時間の意識消失です。自然に完全に回復することが特徴です。
- 5
せん妄
誤り。せん妄は軽い意識混濁に、興奮・幻覚・錯覚などの精神症状や注意障害が加わった状態です。原因は全身疾患、薬剤、手術後など多様です。変動しながら続く意識の質的変化であり、一過性の脳全体の虚血による意識消失ではありません。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第72回臨床検査技師国家試験」午後 問13(問題・正答)。解説は独自作成です。
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