下肢の静脈は動脈より血流が遅いです。
第72回(2026年実施) 臨床検査技師 午後 問19
下肢静脈の超音波検査で誤っているのはどれか。
選択肢
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そのためカラードプラ法では流速レンジ(繰り返し周波数)を下げて、遅い血流でも色がつくように設定します。流速レンジを上げると遅い静脈血流が表示されにくくなるので、4が誤りです。
各選択肢の解説
- 1
主にリニア型プローブを使用する。
正しい。下肢静脈は比較的浅い位置にあり、高い周波数で解像度のよいリニア型プローブを主に使います。骨盤内や深部の観察ではコンベックス型を併用することもあります。
- 2
圧迫法では静脈の虚脱の有無を確認する。
正しい。圧迫法はプローブで静脈を押して内腔がつぶれるか(虚脱するか)を確かめる方法です。完全につぶれなければ血栓があることを疑います。
- 3
バルサルバ法は吸気後に息ごらえをする。
正しい。バルサルバ法は息を吸ったあとに息をこらえて腹圧をかける方法です。逆流(弁不全)の有無を確認するときに使います。
- 4
カラードプラ法では流速レンジを上げて血流を確認する。
誤り(これが正解)。遅い静脈血流を描出するには流速レンジを下げます。上げると血流の色が出にくくなります。
- 5
ミルキング法はプローブより末梢側を握って放し血流を誘発させる。
正しい。ミルキング法はプローブより末梢側(下腿など)を握って放し、静脈血流を誘発させる方法です。血流の有無や、手を放したあとの逆流を評価します。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第72回臨床検査技師国家試験」午後 問19(問題・正答)。解説は独自作成です。
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