アクチュエーターは、電気、油圧、空気圧などのエネルギーを、回転や直線運動といった機械的な動作に変える装置です。
令和6年度 秋期 高度試験共通 午前I 問8
アクチュエーターの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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モーターやシリンダーなどが代表例で、ウが正解です。アは目標値と測定値との差から操作量を決めるコントローラー、イは物理量を検出して情報に変えるセンサー、エは微小な信号を大きくする増幅器の説明です。制御系では「測るセンサー」「判断する制御器」「動かすアクチュエーター」を役割ごとに区別すると理解しやすくなります。
各選択肢の解説
- ア
与えられた目標値と、センサーから得られた制御量を比較し、制御量を目標値に一致させるように操作量を出力する。
誤りです。目標値とセンサーから得た制御量を比べ、差がなくなるように操作量を決めて出力するのは、制御器(コントローラー)の役割です。アクチュエーターは、制御器が出した操作量を受け取り、実際の動きに変える側の装置です。
- イ
位置,角度,速度,加速度,力,温度などを検出し、電気的な情報に変換する。
誤りです。位置、角度、速度、加速度、力、温度などの物理量を検出して電気信号に変えるのは、センサーの役割です。センサーは状態を測る入力側の装置で、エネルギーを使って物を動かす出力側のアクチュエーターとは役割が逆です。
- ウ
エネルギー源からのパワーを、回転、直進などの動きに変換する。
正しいです。アクチュエーターは、電気、油圧、空気圧などのエネルギーを、回転運動や直線運動といった機械的な動きに変える駆動装置です。電動機(モーター)、油圧シリンダー、ソレノイドなどが代表例で、制御系の出力側を担います。
- エ
マイクロフォン,センサーなどが出力する微小な電気信号を増幅する。
誤りです。マイクロフォンやセンサーが出す微小な電気信号を大きくするのは、増幅器(アンプ)の役割です。増幅器は信号の大きさを変えるだけで、エネルギーを回転や直進などの機械的な動きに変えることはしません。
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