原問のアーチレングスディスクレパンシーは上顎+1 mm、下顎+3 mmであり、下顎の空隙不足は示していない。
第118回(2025年実施) 歯科医師 問題C 問30
30 19 歳の女性。上顎前歯の突出感を主訴として来院した。アーチレングスディス
クレパンシーは上顎 +1 mm、下顎 +3 mm である。診断の結果、抜歯を伴うマル
チブラケット装置を用いた矯正歯科治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別
冊No. 4A)、口腔内写真(別冊No. 4B)及びエックス線画像(別冊No. 4C)を別に示
す。セファロ分析の結果を図に示す。
抜歯部位(智歯を除く)と併用する矯正装置の組合せで正しいのはどれか。
1 つ選べ。
※歯式・構造式・図の表記は、添付した公式原本画像を参照してください。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
別冊No.4と本冊物理25頁のセファロ分析では前歯の傾斜と垂直的制御を考慮する。公式正答の組合せは上顎両側第一小臼歯・下顎両側第二小臼歯の抜去と、固定源としてのハイプルヘッドギアである。
各選択肢の解説
- a
上顎両側第一小臼歯抜歯 ― チンキャップ
誤り。チンキャップは成長期の下顎前突に対して用いる装置であり、本例の上顎前歯突出と垂直的制御に合わない。
- b
上顎両側第一小臼歯抜歯 ― 急速拡大装置
誤り。急速拡大装置は上顎幅径の問題に用い、前歯突出の固定源として適さない。
- c
上顎両側第二小臼歯抜歯 ― サービカルヘッドギア
誤り。サービカルヘッドギアは臼歯挺出を伴いやすく、垂直的制御の方針と合わない。
- d
上下顎両側第一小臼歯抜歯 ― 上顎前方牽引装置
誤り。上下第一小臼歯抜歯に上顎前方牽引を組み合わせると上顎前突の治療目的と反する。
- e
上顎両側第一小臼歯・下顎両側第二小臼歯抜歯 ― ハイプルヘッドギア
正しい。上顎第一・下顎第二小臼歯の抜去とハイプルヘッドギアが一致する。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第118回歯科医師国家試験』問題C 問30(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
歯科矯正学 の他の問題
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問33 骨格性下顎前突の特徴はどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問1010 セファロ分析の結果を図に示す。 正しい所見はどれか。1 つ選べ。 ※歯式・構造式・図の表記は、添付した公式原本画像を参照してください。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問1414 矯正歯科治療に用いる器具の写真(別冊No. 2)を別に示す。 レクタンギュラーワイヤーの屈曲に用いるのはどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問5454 片側性唇顎口蓋裂の裂隙閉鎖後に生じやすいのはどれか。3 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問5858 矯正歯科治療中の口腔内写真(別冊No. 15)を別に示す。 上顎右側犬歯根尖部の歯周組織に生じる生体反応の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。
他年度の「歯科矯正学」問題
歯科医師 の同じ分野を年度をまたいで演習する


