別冊No.21でオトガイ下部に緩徐発育する嚢胞性腫瘤があり、H-E像の嚢胞壁は角化重層扁平上皮で裏装され、内腔に角化物を含む。皮膚付属器を伴わない類表皮嚢胞である。
第118回(2025年実施) 歯科医師 問題C 問60
難度
標準
60 54 歳の男性。オトガイ下部の腫脹を主訴として来院した。10 年前から自覚し、
痛みがないためそのままにしていたが、徐々に増大してきたという。摘出術を施行
した。初診時の顔貌写真(別冊No. 21A)、MRI 脂肪抑制T2 強調像(別冊No. 21B)
及び摘出物のH-E 染色病理組織像(別冊No. 21C)を別に示す。
診断名はどれか。1 つ選べ。
選択肢
解説
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解説
解説本文
各選択肢の解説
- a
鰓囊胞
誤り。鰓嚢胞は頸部側方に生じ、壁にリンパ組織を伴うことが多い。
- b
脂肪腫
誤り。脂肪腫は脂肪細胞からなる充実性腫瘍で、角化上皮の嚢胞ではない。
- c
ラヌーラ
誤り。ラヌーラは口底の唾液溢出性病変で、角化上皮の嚢胞壁を持たない。
- d
類皮囊胞
誤り。類皮嚢胞なら毛包・脂腺など皮膚付属器が壁にみられる。
- e
類表皮囊胞
正しい。皮膚付属器を欠く角化重層扁平上皮性嚢胞である。
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解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第118回歯科医師国家試験』問題C 問60(問題・正答)。解説は独自作成です。
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