長期血液透析歴、緩徐に進んだ舌のびまん性硬化性腫大、別冊No.27の組織内沈着とCongo-Red陽性像はアミロイドーシスに合う。局所性の結節状腫瘍よりも全舌に及ぶ沈着性病変を考える。
第118回(2025年実施) 歯科医師 問題C 問67
67 85 歳の男性。舌の腫脹を主訴として来院した。7 年前から自覚していたがその
ままにしていたという。15 年前から慢性腎不全のために血液透析を受けている。
舌全体の粘膜下に硬化性の腫瘤を認め、所属リンパ節に明らかな腫脹を触知しな
い。初診時の口腔内写真(別冊No. 27A)、生検時のH-E 染色病理組織像(別冊
No. 27B)及びCongo-Red 染色病理組織像(別冊No. 27C)を別に示す。
診断名はどれか。1 つ選べ。
選択肢
解説
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解説
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各選択肢の解説
- a
脂肪腫
誤り。脂肪腫は通常、局在する柔らかな黄色調腫瘤で、Congo-Red陽性沈着を説明しない。
- b
神経鞘腫
誤り。神経鞘腫は局在する神経原性腫瘍で、舌全体の沈着性変化とは異なる。
- c
多形腺腫
誤り。多形腺腫は唾液腺由来の限局性腫瘍で、透析歴とCongo-Red陽性沈着を説明しない。
- d
リンパ管腫
誤り。リンパ管腫は表面の顆粒状変化を伴うことが多いが、組織のCongo-Red陽性物質の沈着が決め手となる本例には合わない。
- e
アミロイドーシス
正しい。舌の腫大とCongo-Red陽性沈着、長期透析という背景がアミロイドーシスを支持する。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第118回歯科医師国家試験』問題C 問67(問題・正答)。解説は独自作成です。
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