エスケープピークは電子対生成で生じた消滅光子が検出器から逃げた場合に、入射γ線のエネルギーから0.511MeVまたは1.022MeVを差し引いた位置に現れる。原図のアは約0.82MeVで、60Coの約1.33MeVのγ線のシングルエスケープに対応するため、選択肢1が正しい。
第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午後 問72
難度
やや難
60Co γ 線のエネルギースペクトル測定の結果を図に示す。
エスケープピークはどれか。
選択肢
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各選択肢の解説
- 1
ア
正しい。アの約0.82MeVは1.33−0.511MeVに対応するエスケープピークである。
- 2
イ
誤り。イの約1.17MeVは60Coが放出するγ線の全吸収ピークである。
- 3
ウ
誤り。ウの約1.33MeVも60Coが放出するγ線の全吸収ピークである。
- 4
エ
誤り。エは2MeVを超える領域にあり、約1.17または1.33MeVから消滅光子分のエネルギーが減るエスケープピークではない。
- 5
オ
誤り。オの約2.50MeVは1.17MeVと1.33MeVの二つのγ線が同時計数されたサムピークである。
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解説・公式出典について
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最終更新:
出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午後 問72(問題・正答・図)。解説は独自作成です。
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