クエンチでは液体ヘリウムが急激に気化し、排気管が機能しないと検査室内に大量のヘリウムガスが充満する。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午後 問3
MRI 撮影中に検査室の窓からクエンチによって検査室内が真っ白く曇ったのを確認した。緊急排気を行ったが動作せず、検査室のドアも開かなくなった。
適切な対応はどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
その結果、室内の気圧が上がって内開きのドアが開かなくなり、酸素欠乏や低温による傷害の危険が生じる。この状況では、検査室の窓ガラスを割って室内の圧力を逃がし、換気して酸素を確保するとともに、ドアを開けられるようにすることが最も直接的で適切な対応である。
各選択肢の解説
- 1
検査室の窓ガラスを割る。
正しい。窓ガラスを割れば室内の加圧が解除されてドアが開けられるようになり、ヘリウムガスを排出して酸素欠乏を防げる。
- 2
消防車の出動を要請する。
誤り。外部に応援を要請することはあり得るが、到着を待つ間にも酸素欠乏が進む。圧力を逃がして換気する即時の対応が優先される。
- 3
装置の緊急停止ボタンを押す。
誤り。すでにクエンチが起きて磁場は消失しつつあり、緊急停止(電源遮断)ボタンを押しても室内のヘリウムガスや加圧は解消しない。
- 4
検査室内の空調のスイッチを切る。
誤り。空調を止めると換気がさらに悪くなり、酸素欠乏を助長する。
- 5
患者にハンカチや衣類を口にあてて呼吸するように伝える。
誤り。ハンカチや衣類は粒子を遮ることはあっても酸素を補うことはできず、ヘリウムによる酸素欠乏には効果がない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午後 問3(問題・正答)。解説は独自作成です。
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