PETのブロック検出器は、細かく切り分けたシンチレータ結晶の配列を少数の光電子増倍管(PMT)で読み出す構造です。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午後 問14
PET 装置で正しいのはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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光の配分(アンガー型の重心演算)から、どの結晶でγ線が反応したかを特定します。こうすると、結晶を小さくして空間分解能を上げても、PMTの数とコストを抑えられます。したがって5が正しい選択肢です。
各選択肢の解説
- 1
検出器を回転させてデータを収集する。
誤り。PETは検出器をリング状に並べて固定し、同時計数で全方向の投影データを同時に収集します。検出器を回転させるのはSPECTのガンマカメラです。
- 2
検出器リング径が小さくなると空間分解能が低下する。
誤り。リング径が小さいと、消滅放射線の角度揺動(非180°性)による分解能の劣化が小さくなります。そのため空間分解能は向上する方向に働き、低下はしません。
- 3
体軸方向視野が長くなると散乱フラクションが低下する。
誤り。体軸方向視野を長くすると斜めの同時計数線を収集しやすくなりますが、散乱フラクションが必ず低下するとはいえません。散乱の割合は装置構成やエネルギーウィンドウ等にも依存します。
- 4
silicon photomultiplier〈SiPM〉は磁場の影響を受けやすいためPET/MRI 装
置には適さない。
誤り。SiPMは半導体の光検出器で、磁場の影響をほとんど受けません。むしろPET/MRI装置に適しており、実際に採用されています。磁場の影響を受けやすいのは従来の光電子増倍管です。
- 5
小型化したシンチレータの数に対して光電子増倍管の数を減らすために検出
器をブロック化する。
正しい。ブロック化すると、多数の小さな結晶を少数のPMTで読み出せます。空間分解能を高めながら、PMTの数を減らせます。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午後 問14(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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