球は均等放射(点光源とみなせる)なので、全立体角4πステラジアンに全光束Φ=12000lmが均等に分布する。
令和6年度 上期 第三種電気主任技術者 機械 問17(a)
問17及び問18は選択問題であり、問17又は問18のどちらかを選んで解答すること。両方解答すると採点されません。
均等放射の球形光源(球の直径は30cm)がある。床からこの球形光源の中心までの高さは3mである。また、球形光源から放射される全光束は12000lmである。次の(a)及び(b)の問に答えよ。
球形光源直下の床の水平面照度の値[lx]として、最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。ただし、天井や壁など、周囲からの反射光の影響はないものとする。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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光度は I=Φ/(4π)=12000/(4π)≒954.9cd。直下の床までの距離はr=3m(球の中心から測る)なので、逆二乗則より照度E=I/r²=954.9/3²=954.9/9≒106.1lx。したがって最も近いのは(2)106である。
各選択肢の解説
- (1)
35
35は誤り。E=I/r³=954.9/27≒35.4となり、分母をr²ではなくr³としてしまう誤り(逆二乗則を誤って逆三乗則で計算)と数値が一致する。
- (2)
106
106が正しい。E=I/r²=(Φ/4π)/r²=12000/(4π×9)≒106.1lxで公式解答と一致する。
- (3)
142
142 lxは、均等放射による光度I=12000/(4π)≈955cdと距離3mの逆二乗則から求める照度I/3²≈106.1 lxと一致しない。球の直径30cmを使うのは輝度の計算だけで、均等放射の光度と直下照度には関係しない。
- (4)
212
212は誤り。E=I'/r²で I'=Φ/(2π)=12000/(2π)≒1909.9cdとして計算すると1909.9/9≒212.2となり一致する。全光束を4πではなく2π(半球放射)で割ってしまう誤りに対応する。
- (5)
425
425は誤り。E=Φ/(π×r²)=12000/(π×9)≒424.4となり一致する。全光束を4πではなくπだけで割ってしまう誤りに対応する。
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