正解は2。高齢者は網膜に到達する光量が減少するため高い照度が必要ですが、白内障などの水晶体の混濁により光が散乱してまぶしさ(グレア)を感じやすいため、照明の配置や防眩対策などの配慮が必要です。
2026年4月公表問題 第一種衛生管理者 学科 問34
採光、照明などに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- (1)
照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から10m離れた所で、その光に直角な面が受ける明るさに相当する。
誤り。1ルクスは、光度1カンデラの点光源から「1m」離れた、光の入射方向に垂直な面における照度です(10mではありません)。
- (2)
高齢者は、若年者に比較して、一般に、高い照度が必要であるが、水晶体の混濁により、まぶしさを感じやすくなっている場合もあるので、注意が必要である。
正しい。加齢に伴う視覚機能の変化(水晶体の透過率低下や混濁)を考慮し、十分な照度の確保とグレア(まぶしさ)防止の両立が重要です。
- (3)
部屋の彩色に当たり、目の高さから上の壁及び天井は、まぶしさを防ぐため濁色にするとよい。
誤り。目の高さから上の壁や天井は、光をよく反射させて部屋全体を明るくするため、明色(反射率の高い色)にするのが一般的です。濁色にすると照明効率が低下します。
- (4)
前方から明かりをとるとき、目と光源を結ぶ線と視線とが作る角度は、30°以下になるようにする。
誤り。前方から明かりをとる場合、目と光源を結ぶ線と視線とが作る角度(遮光角)は、直接まぶしさを感じないように「30°以上」になるようにします。
- (5)
全般照明の照度は、作業面の局部照明による照度の10分の1以下になるようにする。
誤り。局部照明と全般照明の照度差が大きすぎると眼精疲労の原因となります。そのため、全般照明の照度は、局部照明による照度の「10分の1以上」となるようにします。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 作業環境管理採光・照明照度
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