民生委員から個別事例を通じて地域課題(閉じこもりがちな要介護者の増加)が提起された事例。個別課題を地域課題として関係者で検討する地域ケア会議の開催(肢4)が最も適切。
令和7年度 介護福祉士 学科 問20
Aさん(82歳,女性,要介護1)は,自宅で一人暮らしをしている。外出機会が少ないAさんを心配して,民生委員が定期的に見守りを行っている。ある日,民生委員から地域包括支援センターに,「Aさんのように,家に閉じこもりがちな要介護者が増えている。民生委員だけでは十分な見守りができない」と相談があった。
次の記述のうち,地域包括支援センターの職員の対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- 1
高齢者本人による相談が原則のため,Aさん自身が相談に来るように促す。
地域包括支援センターの総合相談支援は、本人だけでなく家族、民生委員、近隣住民などからの相談も受け付ける。本人の来所を原則として求めるのは不適切である。
- 2
介護サービスを利用するため,Aさんのケアプランを作成する。
要介護1のAさんのケアプランは、居宅介護支援事業所の介護支援専門員が作成する。また、事例の相談は地域全体の見守り体制に関するもので、Aさんの意向確認もないまま作成するのは不適切である。
- 3
フォーマルな社会資源の活用を優先し,民生委員のかかわりを制限する。
見守りには、民生委員などインフォーマルな資源とフォーマルなサービスの連携が欠かせない。民生委員が見守りの限界を訴えている場面で、そのかかわりを制限するのは逆効果である。
- 4
地域ケア会議において,関係者と地域課題について話し合う。
地域ケア会議は、個別事例の検討から地域に共通する課題を明らかにし、関係者で解決策や資源づくりを話し合う場である。民生委員の提起した地域課題に応える対応として最も適切。
- 5
要介護者の実態を把握するために,介護保険審査会を設置する。
介護保険審査会は都道府県が設置する機関で、要介護認定などの行政処分に対する審査請求を審理する。実態把握の目的で地域包括支援センターが設置するものではない。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験 問題20。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
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