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臨床検査技師第71回(2025年実施)午後問 24

第71回(2025年実施) 臨床検査技師 午後 問24

難度標準

折り返し現象がみられたパルスドプラ波形の調整法で正しいのはどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

パルスドプラ法では、ドプラ偏移周波数がパルス繰り返し周波数(PRF)の1/2(ナイキスト限界)を超えると折り返し現象(エイリアシング)が起こる。

詳細Layer 2
展開

波形の上端が反対側に現れる現象である。対策は次のとおりである。ゼロシフト(ベースラインシフト)で表示範囲を片側に広げる。PRF(流速レンジ)を上げる。送信周波数を下げる。入射角を調整する。連続波ドプラ法を使う。選択肢のうち適切なのはゼロシフトであり、正答は1である。

各選択肢の解説

1

ゼロシフトを行う。

正しい。ベースライン(ゼロ線)を移動させると片方向の表示範囲が広がり、折り返した波形を正しい向きに表示できる。

2

ドプラゲインを上げる。

誤り。ドプラゲインは信号の表示感度を変えるだけで、ナイキスト限界は変わらない。上げすぎるとノイズやミラー像が増える。

3

パワードプラ法を使用する。

誤り。パワードプラ法は血流信号の強さを表示するカラー表示法である。流速や方向の情報がないため、パルスドプラ波形の折り返しを直す方法にはならない。

4

パルス繰り返し周波数を下げる。

誤り。PRFを下げるとナイキスト限界が下がるため、折り返しはかえって起こりやすくなる。上げるのが正しい調整である。

5

サンプルボリュームを大きくする。

誤り。サンプルボリュームの大きさは計測範囲を変えるだけで、ナイキスト限界は変わらない。折り返しの対策にはならない。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省「第71回臨床検査技師国家試験」午後 問24(問題・正答)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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