胆汁酸は、肝臓でコレステロールから作られます(律速酵素は7α-ヒドロキシラーゼ)。
第72回(2026年実施) 臨床検査技師 午後 問34
脂質代謝で誤っているのはどれか。
選択肢
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ケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトン)は、肝臓で脂肪酸のβ酸化により生じたアセチルCoAから作られます。ケトン体は肝外組織でエネルギー源として使われるもので、胆汁酸の原料にはなりません。誤っている記述は1です。
各選択肢の解説
- 1
ケトン体は胆汁酸の原料となる。
誤っている(これが正答)。胆汁酸の原料はコレステロールです。ケトン体は肝外組織のエネルギー源であり、胆汁酸の原料にはなりません。
- 2
リン脂質は細胞膜の構成成分である。
正しい記述。リン脂質は脂質二重層をつくる、細胞膜の主要な構成成分です。
- 3
血漿中のコレステロールはエステル型が多い。
正しい記述。血漿中のコレステロールは、約70%がLCATによってエステル化されたエステル型です。遊離型より多く存在します。
- 4
血漿中の遊離脂肪酸はアルブミンと結合している。
正しい記述。遊離脂肪酸(NEFA)は水に溶けにくいため、血漿中ではアルブミンと結合して運ばれます。
- 5
トリグリセライドはカイロミクロンの主要な脂質である。
正しい記述。カイロミクロンは、食事由来の外因性トリグリセライドを運ぶリポ蛋白です。含まれる脂質の大部分(約80〜90%)がトリグリセライドです。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第72回臨床検査技師国家試験」午後 問34(問題・正答)。解説は独自作成です。
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