無担体(キャリアフリー)の放射性核種は、その核種の原子だけからなります。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午後 問11
放射化学分離で正しいのはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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そのため比放射能は、壊変定数λ、アボガドロ数N_A、質量数(原子量)Mから、λN_A/M(=ln2·N_A/(T½·M))として核種ごとに一意に決まります。正解は4です。
各選択肢の解説
- 1
溶媒抽出法は溶解度積を利用した分離法である。
誤り。溶媒抽出法は、互いに混ざらない2液相間の分配(分配係数・分配比)の違いを利用する分離法です。溶解度積を利用するのは沈殿法(共沈法)です。
- 2
担体は対象とする放射性核種の同位体に限られる。
誤り。担体には、目的核種の安定同位体である同位体担体だけでなく、化学的性質の似た別元素の非同位体担体もあります。
- 3
担体を加えてもラジオコロイドの生成は防げない。
誤り。極微量の放射性核種は器壁への吸着やラジオコロイドの形成を起こしやすくなります。担体を加えて化学量を増やすと、これらを抑えることができます。
- 4
無担体の放射性核種の比放射能はその核種によって決まる。
正しい。無担体核種の比放射能はλN_A/Mで表され、半減期と質量数、つまりその核種によって決まります。
- 5
目的の放射性核種の沈殿を防ぐためにスカベンジャを加える。
誤り。スカベンジャは、不要な放射性不純物を共沈・吸着させて除去するために加えるものです。目的核種の沈殿を防ぐ目的で加えるのは保持担体(ホールドバックキャリア)です。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午後 問11(問題・正答)。解説は独自作成です。
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