Lewy小体型認知症では心臓の交感神経が障害されるため、123I-MIBGの心筋集積(H/M比)が低下します。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午後 問16
認知症の核医学検査で正しいのはどれか。2 つ選べ。
選択肢
正解は2つあります。2つ選ぶと採点します(選択中 0/2)
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また早期のAlzheimer型認知症では、後部帯状回・楔前部や頭頂側頭葉の血流が低下しますが、前頭葉の血流は比較的保たれます。したがって3と4が正しい選択肢です。
各選択肢の解説
- 1
123I-IMP の投与量は740 MBq である。
誤り。123I-IMPの成人投与量は通常111〜222 MBq程度です。740 MBqは99mTc製剤(99mTc-ECDや99mTc-HMPAO)の投与量の範囲です。
- 2
123I-イオマゼニルは前頭側頭型認知症の診断に用いられる。
誤り。123I-イオマゼニルは中枢性ベンゾジアゼピン受容体のイメージング製剤で、てんかんの焦点診断に使います。前頭側頭型認知症の診断には用いません。
- 3
123I-MIBG の心臓の集積はLewy〈レビー〉小体型認知症で低下する。
正しい。Lewy小体型認知症(およびParkinson病)では心臓交感神経が障害され、MIBGの心筋集積が低下します。Alzheimer型認知症との鑑別に役立ちます。
- 4
早期のAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症では前頭葉の血流は保たれる。
正しい。早期のAlzheimer型認知症では、後部帯状回・楔前部・頭頂側頭連合野で血流が低下します。一方、前頭葉の血流は比較的保たれます。
- 5
123I-イオフルパンの線条体集積はAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症で低下する。
誤り。123I-イオフルパンの線条体集積が低下するのは、Lewy小体型認知症やParkinson病などの黒質線条体ドパミン神経障害です。Alzheimer型認知症では通常保たれており、鑑別に用います。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午後 問16(問題・正答)。解説は独自作成です。
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