仰臥位ポータブル撮影は通常AP方向で行われ、立位PA撮影に比べ心陰影の拡大や肩甲骨の重なり、吸気不足などの影響を受けやすい。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午後 問86
難度
標準
立位胸部X 線写真と比較して、仰臥位ポータブル胸部X 線写真の特徴で正しいのはどれか。
選択肢
解説
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心陰影と重なる肺血管は十分な濃度・透過が得にくく、描出が不良になりやすい。胃内の空気や肺血流の分布も体位によって変化する。
各選択肢の解説
- 1
胃泡が明瞭になる。
誤り。仰臥位では胃内の空気が前方に移り、立位でみられる明瞭な胃泡を描出しにくい。
- 2
心陰影が縮小する。
誤り。通常はAP方向で心臓と受像器の距離が増えるなどのため、立位PAに比べ心陰影は拡大して見えやすい。
- 3
肺尖部が広く描出される。
誤り。ポータブル仰臥位では体位や投影角、鎖骨との重なりなどの影響があり、立位に比べ肺尖部が広く良好に描出されるという特徴ではない。
- 4
肺野への肩甲骨の重なりが減少する。
誤り。仰臥位APでは立位PAのように肩甲骨を肺野外へ十分移しにくく、肺野への重なりが増えやすい。
- 5
心陰影に重なる肺血管の描出が不良になる。
正しい。心陰影に重なる領域では透過・画像濃度が不足しやすく、肺血管の描出が不良となりやすい。
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解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午後 問86(問題・正答)。解説は独自作成です。
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