T2強調矢状断像では、脳脊髄液が高信号、脊髄が中間信号として描出されます。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午後 問9
頸椎椎間板ヘルニア患者の頸椎MRIのT2強調矢状断像(別冊No. 3)を別に示す。
脊髄の圧迫変形が最も強いレベルはどれか。
選択肢
解説
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椎体は軸椎(C2)の歯突起から順に数えます。すると、C3/4の椎間板が後方に突出しており、その部位で脊髄前面のくも膜下腔が消え、脊髄が前方から強く圧迫されて変形しています。ほかの椎間レベルでは、脊髄の変形はこれより軽度です。正解は3(C 3/4)です。
各選択肢の解説
- 1
C 1/2
誤り。C1/2は環軸関節のレベルで、椎間板はありません。画像でも、このレベルの脊髄周囲には髄液腔が保たれています。
- 2
C 2/3
誤り。C2/3では脊髄前方の髄液腔が保たれており、明らかな圧迫変形はみられません。
- 3
C 3/4
正しい。C3/4で椎間板が後方へ突出し、脊髄前方の髄液腔が消えています。脊髄の圧迫変形が最も強いレベルです。
- 4
C 4/5
誤り。画像で最も強い脊髄の圧迫変形が見られるのはC3/4です。C4/5を最強部として選ぶことはできません。
- 5
C 5/6
誤り。C5/6は脊髄前方の髄液腔が比較的保たれており、C3/4ほどの圧迫変形はありません。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午後 問9(問題・正答)。解説は独自作成です。
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