正解は(2)。
令和7年度 関西広域連合 登録販売者 学科 問119
一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」として「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」と記載することとされている内服薬の成分について、正しいものの組合せを選べ。
a フェニレフリン塩酸塩
b イブプロフェン
c ジプロフィリン
d クロルフェニラミンマレイン酸塩
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」と記載される内服薬成分を問う。交感神経系を興奮させるアドレナリン作動成分(フェニレフリン塩酸塩等)、マオウ、中枢興奮作用のあるジプロフィリンが対象であり、正答は(2)となる。
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- a(正):フェニレフリン塩酸塩はアドレナリン作動成分である。甲状腺機能亢進症の主症状は交感神経系の緊張等によってもたらされており、交感神経系を興奮させる成分は症状を悪化させるおそれがあるため記載される。
- b(誤):イブプロフェンは「相談すること」で肝臓病、心臓病、腎臓病、全身性エリテマトーデス等の対象とされる成分であり、「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」の対象には掲げられていない。
- c(正):ジプロフィリンは中枢神経系の興奮作用により症状の悪化を招くおそれがあるため、「次の診断を受けた人」に「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」と記載される。てんかん、心臓病の対象でもある。
- d(誤):クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分で、「相談すること」では排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人の対象とされる。甲状腺機能障害等の対象ではない。
各選択肢の解説
- (1)
a、b
誤った組合せ。bは誤り:イブプロフェンは「相談すること」で肝臓病、心臓病、腎臓病、全身性エリテマトーデス等の対象とされる成分であり、「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」の対象には掲げられていない。また、cは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
- (2)
a、c
正しい組合せ。aは正しい:フェニレフリン塩酸塩はアドレナリン作動成分である。甲状腺機能亢進症の主症状は交感神経系の緊張等によってもたらされており、交感神経系を興奮させる成分は症状を悪化させるおそれがあるため記載される。cは正しい:ジプロフィリンは中枢神経系の興奮作用により症状の悪化を招くおそれがあるため、「次の診断を受けた人」に「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」と記載される。てんかん、心臓病の対象でもある。
- (3)
b、c
誤った組合せ。bは誤り:イブプロフェンは「相談すること」で肝臓病、心臓病、腎臓病、全身性エリテマトーデス等の対象とされる成分であり、「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」の対象には掲げられていない。また、aは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
- (4)
b、d
誤った組合せ。bは誤り:イブプロフェンは「相談すること」で肝臓病、心臓病、腎臓病、全身性エリテマトーデス等の対象とされる成分であり、「甲状腺機能障害又は甲状腺機能亢進症」の対象には掲げられていない。dは誤り:クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分で、「相談すること」では排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人の対象とされる。甲状腺機能障害等の対象ではない。また、a・cは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
- (5)
c、d
誤った組合せ。dは誤り:クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン成分で、「相談すること」では排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人の対象とされる。甲状腺機能障害等の対象ではない。また、aは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
分野「医薬品の適正使用と安全対策」の学習ポイント
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- 何が問われるか
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- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
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- 相談すること(甲状腺機能障害)
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