正解は(2)。
令和7年度 関西広域連合 登録販売者 学科 問72
薬が働く仕組みに関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 全身作用を目的とする医薬品では、その有効成分が吸収されて、循環血液中に移行することが不可欠である。
b 有効成分が吸収されるにつれて、その血中濃度は上昇し、ある最小有効濃度(閾値)を超えたときに生体の反応としての薬効が現れる。
c 有効成分の血中濃度は、ある時点でピーク(最高血中濃度)に達し、その後は低下していくが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためである。
d 舌下錠は、有効成分を舌下で溶解させる剤形で、薬効を期待する部位は口の中や喉である。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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全身作用と吸収、最小有効濃度、最高血中濃度後の低下の理由、舌下錠を問う。舌下錠は口腔粘膜から吸収させて全身作用を得る剤形で、口の中や喉に薬効を期待するのはトローチ剤・ドロップ剤である点が決め手で、正答は(2)である。
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- a(正):全身作用を目的とする医薬品では、有効成分が消化管等から吸収されて循環血液中に移行することが不可欠である。循環血液中に移行した成分が全身を巡って薬効をもたらすのが全身作用である。
- b(正):医薬品を摂取すると、成分が吸収されるにつれて血中濃度が上昇し、ある最小有効濃度(閾値)を超えたときに薬効が現れる。やがて血中濃度が最小有効濃度を下回ると薬効は消失する。
- c(正):血中濃度はある時点でピーク(最高血中濃度)に達した後に低下していくが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためである。手引きの記載と一致する。
- d(誤):舌下錠は有効成分を舌下で溶解させて口腔粘膜から吸収させる剤形で、ニトログリセリンのように全身作用を現すものがある。薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多いのはトローチ剤・ドロップ剤である。
各選択肢の解説
- (1)
a正 b誤 c正 d正
誤った組合せ。bを「誤」としているが、bは正しい:医薬品を摂取すると、成分が吸収されるにつれて血中濃度が上昇し、ある最小有効濃度(閾値)を超えたときに薬効が現れる。やがて血中濃度が最小有効濃度を下回ると薬効は消失する。dを「正」としているが、dは誤り:舌下錠は有効成分を舌下で溶解させて口腔粘膜から吸収させる剤形で、ニトログリセリンのように全身作用を現すものがある。薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多いのはトローチ剤・ドロップ剤である。
- (2)
a正 b正 c正 d誤
正しい組合せ。a正・b正・c正・d誤の判定がすべて一致する。dは誤り:舌下錠は有効成分を舌下で溶解させて口腔粘膜から吸収させる剤形で、ニトログリセリンのように全身作用を現すものがある。薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多いのはトローチ剤・ドロップ剤である。
- (3)
a正 b正 c誤 d誤
誤った組合せ。cを「誤」としているが、cは正しい:血中濃度はある時点でピーク(最高血中濃度)に達した後に低下していくが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためである。手引きの記載と一致する。
- (4)
a誤 b正 c誤 d正
誤った組合せ。aを「誤」としているが、aは正しい:全身作用を目的とする医薬品では、有効成分が消化管等から吸収されて循環血液中に移行することが不可欠である。循環血液中に移行した成分が全身を巡って薬効をもたらすのが全身作用である。cを「誤」としているが、cは正しい:血中濃度はある時点でピーク(最高血中濃度)に達した後に低下していくが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためである。手引きの記載と一致する。dを「正」としているが、dは誤り:舌下錠は有効成分を舌下で溶解させて口腔粘膜から吸収させる剤形で、ニトログリセリンのように全身作用を現すものがある。薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多いのはトローチ剤・ドロップ剤である。
- (5)
a誤 b誤 c正 d正
誤った組合せ。aを「誤」としているが、aは正しい:全身作用を目的とする医薬品では、有効成分が消化管等から吸収されて循環血液中に移行することが不可欠である。循環血液中に移行した成分が全身を巡って薬効をもたらすのが全身作用である。bを「誤」としているが、bは正しい:医薬品を摂取すると、成分が吸収されるにつれて血中濃度が上昇し、ある最小有効濃度(閾値)を超えたときに薬効が現れる。やがて血中濃度が最小有効濃度を下回ると薬効は消失する。dを「正」としているが、dは誤り:舌下錠は有効成分を舌下で溶解させて口腔粘膜から吸収させる剤形で、ニトログリセリンのように全身作用を現すものがある。薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多いのはトローチ剤・ドロップ剤である。
分野「人体の働きと医薬品」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 薬の吸収と血中濃度
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