サイモンは組織が権限・訓練・同一化などを通じて構成員に意思決定前提を与えると考えた。
令和8年度 中小企業診断士 企業経営理論 問16
第16問H. サイモンによって提唱された意思決定論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
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正答の根拠:
エ:正しい。権限は部下が上司からの意思決定前提を吟味せず受け入れる受容を促す。
各選択肢の解説
- ア
価値前提とは、意思決定において追求すべき目的や規範に関する前提であるが、その真偽を客観的な手段で検証できない前提は除外される。
価値前提は目的に関する判断で、客観的真偽の検証が難しいものも含む。
- イ
事実前提とは、意思決定における手段や因果関係に関する前提であり、「わが社は短期利益よりも顧客信頼を優先する」といった意思決定の評価軸を指す。
顧客信頼を優先する評価軸は価値前提で、事実前提ではない。
- ウ
組織における教育・訓練の目的とは、意思決定に必要な思考の枠組みや価値基準を与えることにより、組織メンバーが意思決定前提に頼らずに自律的に意思決定できるようにすることである。
教育・訓練は意思決定前提を組織メンバーに与える働きをもつ。
- エ
組織における権限には、意思決定に際して上司が伝える意思決定前提を一人ひとりの部下が自ら吟味せずに受容することを促す側面がある。
正しい。権限は部下が上司からの意思決定前提を吟味せず受け入れる受容を促す。
- オ
組織メンバーが組織と一体化することは、組織の価値前提と組織メンバーの目的との乖離を拡大させるように作用する。
組織との同一化は組織の目的を自分の判断基準に近づける。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度 中小企業診断士第1次試験 C 企業経営理論」
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