外的報酬の効果は受け取られ方で変わる。有能さの情報として働き自己決定感を損なわなければ内発的動機づけを高め得る。
令和8年度 中小企業診断士 企業経営理論 問17
第17問E. デシによって提唱された内発的動機づけの理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
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各選択肢の解説
- ア
個人が報酬を有能さの情報として自己決定を損なわないかたちで受け取る場合、それが外的報酬であっても内発的動機づけを高めうる。
正しい。情報的な報酬は有能感を支え、自己決定感と両立できる。
- イ
成果主義のように個人の活動成果に応じて外的報酬を与えることは、優越感に対する個人の欲求を満たすことで内発的動機づけを高める傾向がある。
成果連動報酬を統制的に受け取ると内発的動機づけを弱め得る。
- ウ
内発的動機づけの強さは、「期待」、「道具性」、「誘意性」という3つの独立した変数の積によって説明できる。
期待・道具性・誘意性の積はブルームの期待理論である。
- エ
内発的に動機づけられた活動に従事する個人に活動成果に応じた金銭を与えた場合、受け手は「遊びではなく金銭のためだ」と活動を正当化することで内発的動機づけをさらに高める傾向がある。
金銭のためという外的帰属は内発的動機づけを弱める過剰正当化の方向に働く。
- オ
褒め言葉のような無形の言語的報酬によって内発的動機づけが高められる効果を「ウィンザー効果」と呼ぶ。
ウィンザー効果は第三者の情報への信頼に関わり、言語的報酬の名称ではない。
解説・公式出典について
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最終更新:
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度 中小企業診断士第1次試験 C 企業経営理論」
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