砂礫の上にコンクリートを打ち込む場合は、転石等に付いた泥を洗浄し、基礎面を十分に水切りして、泥濘がコンクリートを汚さないようにする。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問29
砂防堰堤の施工に関する記述のうち,適当なものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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この記述が適当である。ほかの肢は、岩盤面を乾燥させる点、砂礫基礎で水中掘削を認める点、パイピング対策に水抜き暗渠を挙げる点が不適当である。
各選択肢の解説
- ア
砂礫の上にコンクリートを打ち込む場合は,転石等の泥を洗浄し,基礎面は十分水切りを行って泥濘によるコンクリート汚染が起こらないよう注意しなければならない。
記述は正しい。砂礫基礎では転石等に付いた泥を洗浄し、基礎面を十分に水切りして打ち込む。泥濘がコンクリートに混じると品質や基礎との一体性を損なうため、汚染を防ぐよう注意する。これが適当な記述であり、正解である。
- イ
岩盤にコンクリートを打ち込む場合は,岩盤清掃を行うと共に,湧水,漏水の処理を行い,打設前に岩盤表面を十分乾燥させる。
記述は誤りである。岩盤清掃と湧水・漏水の処理を行う点は正しい。しかし岩盤表面は打設前に乾燥させるのではなく、湿潤状態にしておくのが一般的である。乾いた岩盤はコンクリートの水分を吸い、付着や品質を損なうおそれがあるためである。
- ウ
基礎地盤が砂礫の場合は,比較的水深が浅く,施工上の安全性に問題が無ければ,水中掘削を行ってもよい。
記述は誤りである。砂礫基礎で水中掘削を行うと、基礎面の緩みや掘削状況を確認しにくい。そのため水中掘削は原則として避け、排水してドライな状態で掘削・施工するのが基本である。水深が浅く安全であっても、水中掘削を行ってよいとするのは不適当である。
- エ
基礎地盤の透水性に問題がある場合は,グラウト等の止水工により改善を図り,また,パイピングに対しては,止水壁や水抜き暗渠等を設けて改善を図るのが一般的である。
記述は誤りである。透水性に問題がある場合にグラウト等の止水工で改善する点は、設計資料の記載と合っている。しかし同資料はパイピング対策として、浸透径路長が不足する場合に堤底幅を広くするか、止水壁・カットオフ等を設けるとしている。水抜き暗渠はパイピング対策として挙げられていない。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 砂防堰堤施工
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