渓流保全工では、乱流や渓床高の変動は床固工・帯工などの横工で抑え、側岸侵食は護岸工・水制工などの縦工で防ぐ。縦工と横工の役割を入れ替えた記述が誤りで、これが正答である。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問30
難度
標準
渓流保全工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
渓流保全工は,洪水流の乱流や渓床高の変動を抑制するための縦工,及び側岸侵食を防止するための横工を組み合わせて設置する。
誤りである。渓床高の変動抑制は床固工・帯工などの横工の役割である。側岸侵食の防止は護岸工・水制工などの縦工の役割である。本肢は縦工と横工の役割が逆になっている。
- イ
床固工は,コンクリートを打ち込むことにより構築される場合が多いが,地すべり地等のように柔軟性が必要なところでは,枠工や蛇かごによる床固工を設置する。
正しい記述である。床固工はコンクリートで構築されることが多い。地すべり地など地盤変動に追随する柔軟性が求められる箇所では、枠工や蛇かごによる屈撓性のある床固工が用いられる。
- ウ
帯工は,床固工間隔が大きい場合,局所的洗掘により河岸に悪影響を及ぼすことから,計画河床の維持を目的に設置する。
正しい記述である。床固工の間隔が大きいと、その間で局所的な洗掘が生じ、河岸に悪影響を及ぼすことがある。帯工は落差をつけずに計画河床を維持する目的で設置される。
- エ
護岸工は,温度変化や乾燥収縮により膨張・収縮が生じ,コンクリートにひび割れが生じることがあるため,一般的に一定間隔ごとに伸縮目地を設置する。
正しい記述である。コンクリート護岸は温度変化や乾燥収縮による伸縮でひび割れが生じやすい。ひび割れの発生位置を制御し、変形を吸収するため、一定間隔ごとに伸縮目地を設ける。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 渓流保全工
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