海岸堤防の盛土材料には、原則として多少粘土を含む砂質または砂礫質の材料を用いる。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問43
海岸堤防の施工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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粒径のそろった材料は締固めにくく、堤体材料としては好ましくない。したがって、粘土を含まない粒径のそろった材料を使うとした記述が適当でないものである。
各選択肢の解説
- ア
海上工事となる場合は,施工による海水の濁りの問題が生じる場合もあるので,現場の施工条件に対する考慮が重要である。
記述は正しい。海上で工事を行う場合は、施工に伴う海水の濁りが問題となることがある。このため、現場の施工条件に応じた濁りへの配慮が重要である。
- イ
強度の低い地盤に堤防を施工せざるを得ない場合には,必要に応じて押え盛土,地盤改良等を考慮する。
記述は正しい。強度の低い地盤にやむを得ず堤防を築く場合は、すべり破壊や過大な沈下を防ぐ必要がある。そのため、必要に応じて押え盛土や地盤改良等を検討する。
- ウ
堤体の盛土材料には,原則として粘土を含まない粒径のそろった砂質又は砂礫質のものを使い,適当な含水量の状態で,各層,全面にわたり均等に締め固める。
記述は誤りで、これが正解である。堤体の盛土材料には、原則として多少粘土を含む砂質または砂礫質のものを用いる。粒度分布がよく、締め固めやすい材料が望ましい。粘土を含まない粒径のそろった材料は締固めにくく、水密性の点でも適さない。適当な含水量で各層を均等に締め固める点は正しい。
- エ
堤体の裏法勾配は,堤体の安全性を考慮して定め,堤防の直高が大きい場合には,法面が長くなるため,小段の設置等の配慮が必要である。
記述は正しい。裏法勾配は堤体の安全性を考えて決める。堤防の直高が大きいと法面が長くなるため、法面の安定性や維持管理に配慮して、小段を設けるなどの対応が必要となる。
分野「専門土木(選択)」の学習ポイント
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 海岸堤防の施工
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