ゲルタイムの測定は、作業中だけに行うのではなく、作業開始前に行って配合の適否を確認し、その後も午前・午後などの定められた時期に行うのが原則である。「原則として作業中に測定する」とする記述が適当でない。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問54
薬液注入工事の施工管理に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
薬液注入工事における削孔時の施工管理項目には,深度,角度及び削孔水の状態の管理があり,特に削孔中に地表に戻ってくる削孔水の状態や色等の観察を行う。
正しい記述である。削孔時は深度、角度、削孔水の状態を管理する。とくに地表へ戻ってくる削孔水の量や色を観察すると、地層の変化や地下の空洞などの異常を把握できる。
- イ
薬液注入工事における注入時の管理を適正な配合とするためには,ゲル化時間(ゲルタイム)を原則として作業中に測定する。
誤りである。ゲルタイムは、配合が適正かどうかを確認するため、作業開始前に測定するのが原則である。そのうえで、作業中は午前・午後など定められた時期にも確認する。作業中の測定だけを原則とする点が不適当である。
- ウ
薬液注入工事による埋設物の損傷等の防止として,埋設管がある深度においては,ロータリーによるボーリングを避け,ジェッテングによる削孔を行う。
正しい記述である。埋設管がある深度では、回転する削孔ビットで管を損傷するおそれのあるロータリー式ボーリングを避ける。代わりに水の噴射によるジェッティングで削孔し、損傷を防ぐ。
- エ
薬液注入工事においては,注入した薬液が地表に噴き出すこともあり,この現象が確認された場合は直ちにプラントへ連絡して,注入を中止し薬液の拡散防止の対応措置を行う。
正しい記述である。薬液が地表に噴き出した場合は、直ちにプラントへ連絡して注入を中止し、薬液が周辺に拡散しないよう措置を講じる。これは環境保全のうえで必要な対応である。
分野「専門土木(選択)」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 薬液注入管理
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
専門土木(選択) の他の問題
- 1級土木施工管理技士令和8年度 7月試験 問題A 問21鋼道路橋の架設作業上の留意事項に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
- 1級土木施工管理技士令和8年度 7月試験 問題A 問22鋼道路橋の溶接施工上の留意事項に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
- 1級土木施工管理技士令和8年度 7月試験 問題A 問23耐候性鋼橋に関する記述のうち,適当なものはどれか。
- 1級土木施工管理技士令和8年度 7月試験 問題A 問24コンクリートのアルカリシリカ反応抑制対策に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
- 1級土木施工管理技士令和8年度 7月試験 問題A 問25塩害を受けた鉄筋コンクリート構造物への対策や補修に関する記述のうち,適当でないものはどれか。