電気設備の技術基準の解釈第117条第1項により、ケーブルによる高圧架空引込線は第67条に準じて施設し(第三号)、高さは第68条第1項に準じる(第四号。
令和8年度 上期 第一種電気工事士 学科 問31
法令基準日: 2026-04-01(この日の制度で解答)
②に示す高圧架空引込ケーブルの施工に関する記述として、不適切なものは。

選択肢
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道路等を横断しない場所は地表上5m以上、条件を満たせば地表上3.5m以上に緩和)。図の引込ケーブルの下は構内の芝生で、地表上3mは緩和後の3.5mにも満たないので不適切。第67条により、ハンガーの間隔は50cm以下(第二号)、ちょう架用線及びケーブルの被覆に使用する金属体にはD種接地工事(第四号)、高圧のちょう架用線は合成荷重に対し安全率2.5以上(硬銅線等は2.2)の弛度とする(第五号・67-1表)。
各選択肢の解説
- ア
ちょう架用線は、風圧などを考慮した合成荷重に耐えるように引張強さに対する安全率を2.5以上として施工した。
適切。解釈第67条第五号・67-1表により、高圧架空電線のちょう架用線の安全率は2.5以上(硬銅線又は耐熱銅合金線は2.2以上)。
- イ
高圧ケーブルをハンガーにより、ちょう架用線に0.5mの間隔で支持する方法とした。
適切。第67条第二号により、ハンガーで支持する場合の間隔は50cm(0.5m)以下で、0.5mはこれを満たす。
- ウ
ちょう架用線に使用する金属体には、D種接地工事を施した。
適切。第67条第四号により、ちょう架用線及びケーブルの被覆に使用する金属体にはD種接地工事を施す。
- エ
高圧ケーブルの高さを地表上3mとした。
不適切で正解。第117条第1項第四号により高さは第68条第1項に準じて地表上5m以上(緩和しても3.5m以上)で、3mは不足する。
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