スターデルタ始動では、始動時に巻線をスター結線にして各巻線の電圧を1/√3にするので、始動電流(線電流)と始動トルクは全電圧始動の1/3になる。
令和8年度 上期 第一種電気工事士 学科 問34
法令基準日: 2026-04-01(この日の制度で解答)
⑤に示す動力制御盤からの分岐回路に関する記述として、不適切なものは。ただし、ポンプ用電動機はスターデルタ始動方式とする。

選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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3倍ではないので不適切。電気設備の技術基準の解釈第149条第2項第二号ロにより、電動機のみに至る分岐回路の電線の許容電流は、電動機の定格電流の合計の1.25倍(合計が50Aを超える場合は1.1倍)以上とする。22kWのポンプ(210V)の定格電流は50Aを超え、7.5kWの送風機は50A以下である。スターデルタ始動では、巻線の両端6端子を制御盤の電磁開閉器に接続するので、配線は6本必要。
各選択肢の解説
- ア
スターデルタ始動方式の始動電流は、全電圧始動方式の始動電流の3倍にすることができる。
不適切で正解。スターデルタ始動の始動電流は全電圧始動の1/3に低減される。3倍にはならない。
- イ
各ポンプの定格電流は50Aを超えるので、分岐回路に使用される電線は、許容電流が電動機の定格電流の1.1倍以上のものが必要である。
適切。210V・22kWの電動機の定格電流は50Aを超え、解釈第149条第2項第二号ロにより電線の許容電流は定格電流の1.1倍以上とする。
- ウ
送風機の定格電流は50A以下であるので、分岐回路に使用される電線は、許容電流が電動機の定格電流の1.25倍以上のものが必要である。
適切。210V・7.5kWの電動機の定格電流は50A以下で、解釈第149条第2項第二号ロにより電線の許容電流は定格電流の1.25倍以上とする。
- エ
ポンプ用電動機はスターデルタ始動方式であるため、制御盤と電動機間の配線は6本必要(接地線を除く)である。
適切。スターデルタ始動では電動機巻線の6端子を制御盤でスター・デルタに切り換えるため、6本の配線が必要。
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