時間外労働の限度時間は、1か月45時間・1年360時間です(労基法36条4項)。
2026年4月公表問題 第二種衛生管理者 学科 問10
労働基準法に基づく労使協定による時間外・休日労働に関する次の文中の[ ]内に入れるAからDの数値の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
ただし、労使協定とは、「労働者の過半数で組織する労働組合(その労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者)と使用者との書面による協定」をいうものとし、労働時間に関する適用猶予及び適用除外はないものとする。「労使協定による時間外労働の限度時間は、変形労働時間制が適用されていない労働者については、1か月について[ A ]時間、1年について[ B ]時間とされている。ただし、事業場において通常予見することのできない業務量の大幅な増加等に伴い、臨時的に限度時間を超えて労働させる必要がある場合には、1か月について時間外労働と休日労働の合計時間を[ C ]時間未満、1年について時間外労働の時間を[ D ]時間を超えない範囲とすることができる。」
A B C D
選択肢
解説
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臨時的な特別の事情がある場合でも、1か月の時間外労働と休日労働の合計は100時間未満、1年の時間外労働は720時間以内とされ(同条5項)、実労働時間でも月100時間未満、2〜6か月平均80時間以内という上限があります(同条6項)。80時間は複数月平均の上限であり、単月の上限(100時間未満)と取り違えないことが要点です。
各選択肢の解説
- (1)
45 270 80 360
誤り。原則の月45時間は合っていますが、年は270ではなく360時間です。特別条項の単月は80ではなく100時間未満、年は360ではなく720時間以内です。
- (2)
45 360 80 720
誤り。月45時間・年360時間と特別条項の年720時間は合っていますが、時間外・休日労働の単月合計は80時間未満ではなく100時間未満です。
- (3)
45 360 100 720
正しい。原則は月45時間・年360時間、臨時的な特別の事情がある場合も単月の時間外・休日労働合計100時間未満、年の時間外労働720時間以内です。
- (4)
80 720 100 960
誤り。月80時間・年720時間は原則の限度時間ではなく、月45時間・年360時間です。特別条項の年上限も960ではなく720時間です。
- (5)
80 720 120 960
誤り。原則は月45時間・年360時間です。特別条項でも単月100時間未満・年720時間以内であり、120時間未満・年960時間とはできません。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
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- 関連キーワード
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