個人間の負担付贈与で取得した上場株式は、課税時期の最終価格(通常の取引価額)で評価し、負担額を控除する。過去3カ月の平均額のうち最も低い価額とする記述は誤り。
2026年9月試験 1級FP技能検定 学科 問42
法令基準日: 2026-04-01(この日の制度で解答)
贈与税の課税財産等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
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各選択肢の解説
- ア
兄・弟・妹の3人で購入し、共有している土地について、兄が持分を放棄した場合、その持分は弟と妹に帰属し、兄に係る持分を弟と妹が各自の持分に応じて贈与により取得したものとみなされる。
正しい。共有持分の放棄により他の共有者の持分が増えた場合、その増加分は贈与により取得したものとみなされる。
- イ
離婚後、元夫から元妻への財産分与に係る財産の額が、婚姻中の夫婦の協力によって得た財産の額その他いっさいの事情を考慮してもなお過当であると認められる場合、当該過当である部分については贈与税の課税対象となる。
正しい。離婚による財産分与は原則として贈与にあたらないが、額が過当である部分は贈与税の課税対象となる。
- ウ
2026年9月に死亡した父(58歳)から、2026年5月に事業資金として現金500万円の暦年課税による贈与を受けていた子(30歳)が、父の相続により財産を取得した場合、その現金500万円については贈与税の課税対象とならず、相続税の課税対象となる。
正しい。相続で財産を取得した者が、相続開始前の一定期間内に贈与を受けていた財産は相続税の課税価格に加算され、贈与税は課されない。
- エ
個人間における負担付贈与により取得した上場株式の価額は、原則として、その株式が上場されている金融商品取引所の公表する課税時期の最終価格または課税時期の属する月以前3カ月間の毎日の最終価格の各月ごとの平均額のうち、最も低い価額によって評価し、その評価額から負担額を控除した金額が贈与税の課税対象となる。
誤り。負担付贈与の上場株式は、原則として課税時期の最終価格などの通常の取引価額で評価する。最低価額で評価する点が誤り。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定1級 学科試験 基礎編(2026年9月)。改行・空白を整形し、選択肢番号1~4をア~エへ変更。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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