境界性パーソナリティ障害では、衝動性、自傷、自殺企図、過量服薬などの行動化が起こりやすい。リスク管理では、過去の行動化の内容・誘因・頻度・時期を把握することが最優先となる。
第61回(2026年実施) 作業療法士 午後 問42
難度
標準
ボーダーラインパーソナリティ症〈境界性パーソナリティ障害〉患者のリスク管理で、優先して収集すべき情報はどれか。
選択肢
解説
解説本文
展開閉じる
解説
解説本文
各選択肢の解説
- 1
ADL
誤り。ADLは生活評価として必要だが、リスク管理で優先して集める情報ではない。
- 2
作業遂行
誤り。作業遂行は作業療法評価として重要だが、自傷や自殺企図など安全面のリスクの把握には直結しない。
- 3
対人関係
誤り。不安定な対人関係は本疾患の特徴で、行動化の引き金になりうるため重要だが、リスク管理では行動化の履歴を優先する。
- 4
主訴の背景
誤り。主訴の背景は治療方針や理解に有用だが、リスクの予測・予防を目的とする場合の優先度は行動化の履歴に劣る。
- 5
行動化の履歴
正しい。過去の自傷・自殺企図・暴力・過量服薬などとその状況が、今後のリスクを予測する最も有用な情報である。
この解説は?
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第61回作業療法士国家試験」午後 第42問。解説は独自作成。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
AI コパイロット
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
午後 の他の問題
- 作業療法士第61回(2026年実施) 午後 問1252歳の女性。右利き。脳梗塞による右片麻痺。 この患者のSOAPによる作業療法記録の組合せで正しいのはどれか。
- 作業療法士第61回(2026年実施) 午後 問1348 歳の男性。工場勤務から管理職に抜擢され時間外労働が増えた。精力的に取り組んでいたが、熱心に指導してきた部下の退職を契機に自責的になり、出勤できず、家で寝ていることが増えた。妻の勧めで入院し、薬物療法が開始された。睡眠障害や倦怠感が若干軽減し、入院10 日目に作業療法が処方さ…
- 作業療法士第61回(2026年実施) 午後 問1423 歳の男性。中学生の頃から対人緊張が強く、人前での食事で発汗や赤面、緊張が強まることがあった。進学後も実習の発表時に緊張が強く、動悸や発汗を苦にしていた。卒業後に、病院で作業療法士として働いていたが、通勤中のバスに停留所から同僚が数人乗り込んでくると、動悸、振戦、発汗が生じる…
- 作業療法士第61回(2026年実施) 午後 問1524 歳の女性。2 年前、大学卒業時に統合失調症で3 か月間入院した。退院後、アルバイトを転々とし、1 年前に再発し入院した。退院後はデイケアに通所し、就労準備プログラムに参加した。作業でのケアレスミスが多く見られ、スタッフとの面談で「作業を説明されても途中から理解できなくなる。…
- 作業療法士第61回(2026年実施) 午後 問1621 歳の女性。統合失調症。「誰かに監視されている」と言い、近隣でのトラブルが続いたため精神科に入院となった。入院後、症状は軽減したが、無為の状態が続いており、入院3 週目に作業療法が開始された。作業活動中に、「いつも誰かに見られているから、作業活動をやめたい」と申し出た。 作業…
他年度の「午後」問題
作業療法士 の同じ分野を年度をまたいで演習する