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作業療法士第60回(2025年実施)午後問 1

第60回(2025年実施) 作業療法士 午後 問1

難度やや難

Daniels らの徒手筋力テストの段階5 及び4 の検査を図に示す。

検査者が抵抗を加える位置で正しいのはどれか。2 つ選べ。

選択肢

正解は2つあります。2つ選ぶと採点します(選択中 0/2)

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

公式正答は3・4。

詳細Layer 2
展開

段階4・5の徒手筋力テストでは、被検者の運動を妨げる方向に、対象筋の作用を評価できる位置で抵抗を加える。図③は母指内転に対して基節骨へ外転方向の抵抗を加え、図④は縫工筋の複合運動に対して大腿と下腿の2点に抵抗を加えている。段階4と5の違いは抵抗に耐える力の程度であり、設問はその強さではなく抵抗を加える位置を問う。

各選択肢の解説

1

肩甲骨挙上

肩甲骨挙上では肩の上面へ下向きの抵抗を加える。図①では上腕・肘付近に抵抗を加えており、肩甲帯の挙上を評価する標準的な抵抗位置と一致しない。

2

肘屈曲

肘屈曲では前腕遠位、手関節の近位に抵抗を加えて肘を伸展させる方向に負荷する。図②は標準的な前腕遠位の抵抗位置・向きと一致せず、肘屈曲筋力の検査として適切でない。

3

母指内転

正しい。母指内転に対して、母指基節骨の内側へ外転方向の抵抗を加えている。母指を手掌側へ近づける内転運動を妨げる位置・方向になっている。

4

股関節屈曲、外転、外旋と膝屈曲

正しい。股関節屈曲・外転・外旋と膝屈曲は縫工筋の作用を評価する組合せである。膝外側付近に下・内側方向、下腿内前面に上・外側方向の抵抗を加える図で、複合運動に対する標準的な2点抵抗に一致する。

5

股関節内転

股関節内転では側臥位の下側検査脚を用い、その大腿遠位内側へ下向きの抵抗を加える。図⑤では抵抗位置が膝より下の下腿側に寄っており、標準位置と異なる。下向きという方向だけを誤りの理由にしない。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省 第60回作業療法士国家試験(2025年実施・午後)

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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