別冊No.7の画像は上顎前歯部の正中・鼻口蓋管付近に囊胞性病変を示す。歯根先端に限局する病変や鼻翼部の軟組織囊胞とは位置が異なり、鼻口蓋管囊胞が最も合う。
第119回(2026年実施) 歯科医師 問題A 問40
40 86 歳の女性。上顎前歯部口蓋側の腫脹を主訴として来院した。3 か月前から自
覚していたが痛みがないため、そのままにしていたという。触診によって軽度の圧
痛を認めるが、粘膜の色に異常は認めない。初診時のエックス線画像(別冊No. 7
A)、CT 軟組織表示横断像(別冊No. 7B)、CT 硬組織表示横断像(別冊No. 7C)、
MRI 脂肪抑制T2 強調横断像(別冊No. 7D)及びMRI T1 強調冠状断像(別冊No. 7
E)を別に示す。
最も考えられるのはどれか。1 つ選べ。
選択肢
解説
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解説
解説本文
各選択肢の解説
- a
歯根囊胞
歯根囊胞は通常、原因歯の根尖に連続する炎症性病変で、画像の正中管部病変とは異なる。
- b
粘液囊胞
粘液囊胞は唾液腺由来で口唇などの軟組織に多く、前歯部骨内の正中病変とは異なる。
- c
鼻歯槽囊胞
鼻歯槽囊胞は鼻翼基部の軟組織病変で、鼻口蓋管の骨内病変とは位置が異なる。
- d
鼻口蓋管囊胞
鼻口蓋管囊胞は上顎前歯部正中の鼻口蓋管に生じ、この位置関係に合う。
- e
術後性上顎囊胞
術後性上顎囊胞は上顎洞手術後の既往と洞付近の病変が手掛かりで、本例の位置に合わない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第119回歯科医師国家試験』問題A 問40(問題・正答)。解説は独自作成です。
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