PSF(点広がり関数)による空間分解能補正を組み込んだ逐次近似再構成では、失われた高周波成分を復元しようとします。
第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午後 問15
空間分解能補正を組み込んだ PET 画像再構成法で集積部の辺縁を縁取ったような高集積を生じるアーチファクトはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
その結果、集積部の境界で値の行き過ぎ(オーバーシュート)やリンギングが起こり、辺縁を縁取ったような高集積が現れます。これをギブスアーチファクト(エッジアーチファクト)と呼びます。したがって正答は 2 です。
各選択肢の解説
- 1
アップワードクリープ
誤りです。アップワードクリープは、主に 201Tl による運動負荷心筋 SPECT で起こります。負荷後の深い呼吸によって横隔膜と心臓の位置が撮像中に少しずつ上方へずれ、心筋下壁などに偽の欠損が生じる現象です。
- 2
ギブスアーチファクト
正答です。空間分解能(PSF)補正によって辺縁にオーバーシュートが生じ、縁取りのような高集積として見えるのはギブスアーチファクトです。
- 3
スターアーチファクト
誤りです。スターアーチファクトは、強い集積の周りに放射状(星状)の線が出るアーチファクトです。FBP 法での投影数不足や、高エネルギー γ 線がコリメータの隔壁を透過することなどが原因で、辺縁を縁取る高集積ではありません。
- 4
ストリークアーチファクト
誤りです。ストリークアーチファクトは、金属や高吸収・高集積の物体などによって生じる線状・筋状のアーチファクトです。辺縁を縁取る高集積ではありません。
- 5
トランケーションアーチファクト
誤りです。トランケーションアーチファクトは、被写体が視野(FOV)からはみ出した場合に、投影データの欠損によって生じます。視野端での値の異常や、CT による減弱補正の誤りの原因になります。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午後 問15(問題・正答)。解説は独自作成です。
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