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診療放射線技師第77回(2025年実施)午後問 2

第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午後 問2

難度標準

脳卒中が疑われる場合のMRI の撮影順で適切なのはどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

脳卒中が疑われる急性期の患者は、途中で状態が悪化したり体が動いたりして、検査を続けられなくなることがあります。

詳細Layer 2
展開

そのため、治療判断に必要な情報を迅速に得ることが重要です。本問の選択肢では、次の順になっている4が適切です。

・拡散強調像で、急性期の脳梗塞を評価します。

・MRAで、主幹動脈の閉塞を評価します。

・FLAIR像で病変を確認し、拡散強調像との所見の差(DWI-FLAIRミスマッチ)を評価します。

・T₂*強調像で、出血や微小出血を確認します。

・T₂強調像、T₁強調像で補足的な情報を得ます。

実際の撮影順は患者の状態や施設のプロトコルによって異なり、出血の迅速な評価も必要です。公式正答値表のPM2は4です。

各選択肢の解説

1

MRA→拡散強調像→FLAIR 像→T2 強調像→T1 強調像→T2

*強調像

本問の比較では不適切です。拡散強調像よりMRAが先で、出血を評価するT₂*強調像も最後になっています。選択肢4は梗塞・血管閉塞を早く評価できます。

2

T1 強調像→T2 強調像→FLAIR 像→T2

*強調像→MRA→拡散強調像

本問の比較では不適切です。T₁強調像から始めており、急性期梗塞を評価する拡散強調像が最後になっています。途中で検査を中止すると重要な情報が得られません。

3

T1 強調像→T2 強調像→T2

*強調像→拡散強調像→MRA→FLAIR 像

本問の比較では不適切です。T₁強調像・T₂強調像を先に撮るため、拡散強調像とMRAの情報が後回しになります。

4

拡散強調像→MRA→FLAIR 像→T2

*強調像→T2 強調像→T1 強調像

本問で適切です。拡散強調像(梗塞)とMRA(血管閉塞)を先に評価し、FLAIR像、T₂*強調像、T₂強調像、T₁強調像を続ける順です。全施設共通の固定順序という意味ではありません。

5

拡散強調像→T1 強調像→T2

*強調像→FLAIR 像→T2 強調像→MRA

本問の比較では不適切です。拡散強調像から始める点は適切ですが、血管閉塞を評価するMRAが最後になり、治療判断に必要な情報が遅れます。

この解説は?
解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午後 問2(問題・正答)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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