超音波は、周波数が高いほど分解能が上がりますが、減衰が大きくなるため深いところまで届きません。
第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午後 問3
成人の超音波検査で最も高い周波数のプローブを用いるのが適切なのはどれか。
選択肢
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そのため、体表に近い臓器には高い周波数のプローブ(リニア型、おおむね7〜12 MHz程度)を使い、深い臓器には低い周波数のプローブ(コンベックス型・セクタ型、おおむね2〜5 MHz程度)を使います。選択肢の中で最も浅い場所にあるのは頸部の総頸動脈なので、選択肢3が正解です。公式正答値表の PM3 も「3」です。
各選択肢の解説
- 1
門 脈
誤り。門脈は腹部の深いところにあるため、低い周波数のコンベックスプローブで観察します。
- 2
脾静脈
誤り。脾静脈は膵臓の背側を走る深い血管で、低い周波数のコンベックスプローブを使います。
- 3
総頸動脈
正しい。総頸動脈は体表から浅いところにあり、高い周波数のリニアプローブで内膜中膜複合体厚(IMT)やプラークを詳しく観察します。
- 4
上行大動脈
誤り。上行大動脈は心エコーで評価します。肋骨の間から胸の深いところを見るため、低い周波数のセクタプローブを使います。
- 5
腹部大動脈
誤り。腹部大動脈は後腹膜の深いところにあるため、低い周波数のコンベックスプローブで観察します。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午後 問3(問題・正答)。解説は独自作成です。
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