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診療放射線技師第77回(2025年実施)午後問 27

第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午後 問27

難度標準

放射線治療に用いられるX 線計測で正しいのはどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

正しいのは2です。

詳細Layer 2
展開

最大線量深はエネルギーだけでなく照射野によっても変わります。照射野による散乱や混入電子などの影響があるため、全ての照射野で同じ深さになるわけではありません。PDDはSSDに依存し、線質変換係数kQはエネルギーに比例しません。IAEA TRS398(2000年版)では、TPR20,10測定時は円筒形電離箱の幾何学的中心を測定深に合わせます。深部線量分布の測定では電離箱の実効測定点を考慮します。

各選択肢の解説

1

PDD はSSD に依存しない。

誤り。PDDは線源からの距離の逆二乗則の影響を受けます。SSDが大きいほどPDDは大きくなります(Mayneord F因子で補正)。

2

最大線量深は照射野に依存する。

正しい。最大線量深はエネルギーだけでなく照射野でも変わります。散乱や混入電子などの影響による変化であり、照射野を大きくすれば全ての範囲で一方向に変化する、という単純な関係ではありません。

3

kQ はエネルギーの大きさに比例する。

誤り。線質変換係数k_Qは、線質指標(TPR_{20,10}など)に応じて決まる1前後の補正係数です。エネルギーに比例するものではなく、高エネルギーほどわずかに小さくなる傾向があります。

4

TPR20,10 の測定は電離箱線量計の実効中心で行われる。

誤り。IAEA TRS398(2000年版)のTPR20,10の測定では、円筒形電離箱の幾何学的中心を深さ20 cmと10 cmに置いて電離量比を求めます。

5

TMR の測定は電離箱線量計の幾何学的中心で行われる。

誤り。円筒形電離箱でTMRやPDDなどの深部線量分布を測る場合は、電離箱の変位の影響を考慮し、実効中心(実効測定点)を測定深に対応させます。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午後 問27(問題・正答)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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