正しいのは1と3です。
第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午後 問28
放射線治療で正しいのはどれか。2 つ選べ。
選択肢
正解は2つあります。2つ選ぶと採点します(選択中 0/2)
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PTVは、CTVに体内での動き(IM)と毎回のセットアップ誤差(SM)のマージンを加えた体積です。そのため、CTVより大きくなります。平坦化フィルタは線束の中心部を減弱させています。これを取り除いたFFF照射では線量率が大きく上がります。PTVとリスク臓器は重なることがあり、その場合は線量の制約を調整します。治療計画CTでは、線量計算に体輪郭全体が必要です。粒子線のブロードビーム法では、患者コリメータなどで照射野を整形します。
各選択肢の解説
- 1
PTV はCTV よりも大きい。
正しい。PTVは、CTVにIM(体内の動き)とSM(セットアップ誤差)のマージンを加えた計画標的体積で、CTVより大きくなります。
- 2
PTV とリスク臓器は重なることはない。
誤り。PTVはマージンを含むため、隣にあるリスク臓器(またはPRV)と重なることがあります。重なった部分では線量の制約を優先するなどの調整を行います。
- 3
平坦化フィルタを除くと線量率を上げることができる。
正しい。平坦化フィルタを除いた(FFF)ビームでは、フィルタによる減弱がなくなります。そのため、中心軸付近の線量率を大幅に上げられます。
- 4
放射線治療計画CT ではFOV を腫瘍にできるだけ絞って撮影する。
誤り。体輪郭が切れると不均質補正や線量計算が正しくできません。治療計画CTでは、体表全体が入るように十分大きなFOVで撮影します。
- 5
粒子線治療におけるブロードビーム法ではコリメータは不要である。
誤り。ブロードビーム法(散乱体法・ワブラー法)では、ビームを横方向に広げた後、患者コリメータやマルチリーフコリメータで照射野を標的の形に整形します。コリメータは必要です。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午後 問28(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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