生物多様性に関する枠組みや用語と説明の対応を問う問題。昆明・モントリオール生物多様性枠組は2050年ビジョンや30by30を含む(イ)、カルタヘナ議定書はLMOの越境移動(ア)、Eco-DRRは生態系を活用した防災・減災(ウ)、IPBESは政府間科学-政策プラットフォーム(エ)に対応し、正答は2。
令和8年度 技術士 総合技術監理部門 学科 問35
法令基準日: 2026-04-01(この日の制度で解答)
生物多様性に関する施策について,次の(A)~(D)の用語とそれらの説明である(ア)~(エ)の組合せとして,最も適切なものはどれか。
用語
(A)昆明・モントリオール生物多様性枠組
(B)カルタヘナ議定書
(C)Eco-DRR
(D)IPBES
説明
(ア)現代のバイオテクノロジーにより改変された生物(LMO)の国境を越える移動に焦点を当て,生物多様性の保全及び持続可能な利用へ悪影響を及ぼさないよう,LMOの安全な移送・取扱い・利用に関する国際的な枠組みを示したものである。
(イ)2050年ビジョン,2030年ミッション,2050年グローバルゴール,2030年グローバルターゲット等から構成され,2030年グローバルターゲットには30by30などが盛り込まれている。
(ウ)土地の生き物や環境を保護して,自然の持つ力によって災害による被害を防止又は軽減させる取組・考え方のことで,取組はすべて「災害を未然に防ぐ」,「災害の被害を受けやすい場所を避ける」,「災害の影響を軽減する」という3つの考え方のどれかに当てはまる。
(エ)生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォームのことであり,「科学的評価」,「能力養成」,「知見生成」,「政策立案支援」の4つの機能を活動の柱としている。
選択肢
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各選択肢の解説
- (1)
A:ア/B:イ/C:ウ/D:エ
(A)昆明・モントリオール生物多様性枠組は、2050年ビジョン・2030年ミッション・30by30などを含む世界目標なので(イ)が正しい。LMOの越境移動を扱う(ア)はカルタヘナ議定書(B)の説明なので、AとBが入れ替わっており誤り。
- (2)
A:イ/B:ア/C:ウ/D:エ
A:生物多様性条約COP15で採択された世界目標で、30by30を含む(イ)。B:LMOの安全な移送・取扱い・利用を定めるカルタヘナ議定書(ア)。C:生態系を活用した防災・減災(Ecosystem-based Disaster Risk Reduction)(ウ)。D:4つの機能を柱とするIPBES(エ)。すべて合致するので正答。
- (3)
A:ウ/B:エ/C:ア/D:イ
(A)を生態系による防災(ウ)、(C)Eco-DRRをLMOの越境移動(ア)としている点が誤り。さらに、(B)カルタヘナ議定書を政府間プラットフォーム(エ)、(D)IPBESを世界目標(イ)としており、4組すべての対応が誤っている。
- (4)
A:エ/B:ウ/C:ア/D:イ
(A)をIPBES(エ)、(B)カルタヘナ議定書をEco-DRR(ウ)、(C)Eco-DRRをLMO(ア)、(D)IPBESを世界枠組(イ)としており、いずれの対応も誤り。IPBESは科学的評価などを担う組織であり、目標枠組ではない。
- (5)
A:イ/B:ア/C:エ/D:ウ
AのイとBのアは正しい。しかし、(C)Eco-DRRは生態系を活用した防災・減災の考え方(ウ)であり、政府間科学-政策プラットフォーム(エ)ではない。(D)IPBESはその政府間プラットフォーム(エ)なので、CとDが入れ替わっている。
出典:公益社団法人日本技術士会 令和8年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目 択一式 Ⅰ-1-35(問題・正答)。解説は過去問AIの独自作成で、日本技術士会とは関係ありません。
解説・公式出典について
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最終更新:
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