CがBを代襲するのはア・イ・ウの場合で、正解は4。
令和7年度 10月試験 宅地建物取引士 学科 問5
法令基準日: 2025-04-01(この日の制度で解答)
Aの子がBであり、Bの子がCであり、CがAの直系卑属である場合において、民法の規定によれば、次のアからエまでの記述のうち、Aが死亡した際にCがBを代襲してAの相続人となるときを全て掲げたものはどれか。
ア Aが死亡する以前にBが死亡したとき
イ Bが相続に関するAの遺言書を偽造して相続権を失ったとき
ウ BがAによって相続人から廃除されて相続権を失ったとき
エ Bが相続放棄をしたとき
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
887条2項は、代襲相続の原因を①相続開始以前の死亡、②欠格(891条)、③廃除の3つに限っている。ア:Aの死亡以前にBが死亡している→代襲する。イ:遺言書の偽造は相続欠格事由(891条5号)→代襲する。ウ:廃除(892条)→代襲する。エ:相続放棄をした者は初めから相続人でなかったものとみなされ(939条)、放棄は代襲原因ではない→代襲しない。CはAの直系卑属なので、887条2項ただし書の制限にもかからない。
各選択肢の解説
- ア
ア、エ
誤答。エ(相続放棄)は代襲原因ではなく、イ(欠格)が漏れている。
- イ
イ、ウ
誤答。イ・ウは代襲原因だが、ア(相続開始以前の死亡)が漏れている。
- ウ
ア、ウ、エ
誤答。エ(相続放棄)は代襲原因ではなく、イが漏れている。
- エ
ア、イ、ウ
正答。代襲原因である死亡・欠格・廃除(887条2項)に当たるア・イ・ウを過不足なく挙げている。
分野「権利関係」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 権利関係
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
権利関係 の他の問題
- 宅地建物取引士令和7年度 10月試験 学科 問1所有者AがBに甲土地を売却し、その後にBがCに甲土地を売却した場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。なお、この問において、Cは背信的悪意者ではないものとする。
- 宅地建物取引士令和7年度 10月試験 学科 問2個人であるAが、①賃貸人Bと賃借人Cとの間の期間を2年とする居住用甲建物の賃貸借契約に基づくCの一切の債務の連帯保証契約をBと締結した場合、②売主Dと買主Eとの間の居住用乙建物の売買契約に基づく代金支払債務の保証契約をDと締結した場合、に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、…
- 宅地建物取引士令和7年度 10月試験 学科 問3意思表示に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはいくつあるか。 ア 表意者が真意でないことを知ってした意思表示は無効であるが、相手方がその意思表示が表意者の真意ではないことを知らなければ、知らないことにつき過失があっても、当該意思表示は有効となる。 イ 相手方…
- 宅地建物取引士令和7年度 10月試験 学科 問4AがBから弁済の期限の定めなく金1,000 万円を借り入れる金銭消費貸借契約(以下この問において「本件契約」という。)における次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。
- 宅地建物取引士令和7年度 10月試験 学科 問6Aが所有している甲土地についての物権変動に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
他年度の「権利関係」問題
宅地建物取引士 の同じ分野を年度をまたいで演習する
宅地建物取引士 の学習ガイド
モバイル片手演習でIPA試験の隙間時間を稼ぐ|通勤・昼休み・待ち時間の活用
IPA試験対策をモバイル片手で進めるための具体的な工夫を解説。通勤電車・昼休み・待ち時間で 1 日 30 分を稼ぐためのアプリ設定・演習ルーティンを紹介します。
過去問の誤答ふりかえり3ステップ|浅い見直しで時間を捨てないために
過去問演習で誤答した時に『なぜ間違えたか』を 3 ステップで構造化して見直す手順を解説。原因分類・対策メモ・類題演習で、同じミスを 2 回しない学習設計を紹介します。
過去問演習を分散学習で最適化する|エビングハウスとライトナーシステムの実践
分散学習(spaced repetition)の理論を、IPA過去問演習に落とし込む実践手順を解説。ライトナーシステムの活用、復習タイミングの設計、過去問AIでの自動化方法を紹介します。
AI学習ツールと予備校・通信講座の使い分け|IPA試験の最適な組み合わせ
IPA試験対策はAIツール一択ではなく、予備校・通信講座との使い分けが鍵。それぞれの強み・弱みと、組み合わせるべき学習者のタイプ別パターンを解説します。