OD Mapは契約、データ収集・分析、フィードバック、計画・実施、評価、終結と進む。終結時には介入結果と定着を確認し、自走可能性を判断する。
令和8年度 中小企業診断士 企業経営理論 問22
第22問以下の図は、NTL Institute が提唱している、組織開発の進め方をモデル化した「OD Map」を表したものである。組織開発の外部専門家という立場で、このモデルの考え方に基づいてクライアントと組織開発を進める場合、その進め方に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。〔解答群〕
選択肢
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各選択肢の解説
- ア
「アクション計画」と「アクション実施」の段階では、変革への現場からの抵抗を排除するため、当事者間で対話の場を設けるよりも、新しい制度やルールをトップダウンで素早く導入することを優先すべきである。
組織開発では当事者の参加・対話が重要で、抵抗を排除するトップダウン実施を優先しない。
- イ
「エントリーと契約」の段階では、双方の役割と責任、アクションの計画と実施の具体的な内容を確定させ、クライアントと明確な合意を形成することが重要である。
契約段階ですべての具体的アクションを確定することは、後続のデータ収集・分析を無視する。
- ウ
「データ収集」と「データ分析」の段階では、組織の全体像を正しく把握できる立場にいる経営幹部層に対象を絞った実態調査を実施することで、組織の抱える問題の全体像を明らかにすべきである。
幹部だけに絞ると現場の実態や全体像を捉え損ねる。
- エ
「評価」と「終結」の段階では、介入の効果と目的の達成度を検証し、望ましい変化が持続するよう定着化を図ると共に、クライアントが今後は自走できると判断される場合は支援を終結すべきである。
正しい。効果の評価、変化の定着、自走を見極めた支援の終結に対応する。
- オ
「フィードバック」の段階では、収集したデータの分析結果に基づき、解決すべき課題の優先順位を組織開発の外部専門家が客観的な立場から決定することが重要である。
フィードバック後の優先順位は当事者と共有・協議すべきで、外部専門家だけで決めない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会「令和8年度 中小企業診断士第1次試験 C 企業経営理論」
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