加熱アスファルト混合物を転圧するときは、ローラの駆動輪をアスファルトフィニッシャ側に向けるのが原則である。したがって、案内輪を向けるとした記述が適当でないものである。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問34
道路のアスファルト舗装における基層・表層の施工に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
ローラへのアスファルト混合物の付着防止に軽油を使用すると,アスファルト混合物をカットバックする性質を持っているため,必要に応じて非石油系の付着防止剤を使用する。
記述は正しい。軽油はアスファルトを溶かしてカットバックする性質があり、ローラの付着防止に使うと混合物を傷める。このため、必要に応じて非石油系の付着防止剤を用いる。
- イ
夏期や夜間作業で作業時間に制約がある場合等には,舗装冷却機械等による強制的な冷却により温度を低下させる方法や,中温化技術の適用等について検討する。
記述は正しい。交通開放までの時間が限られる夏期や夜間の作業では、混合物の温度低下に時間がかかる。このため、舗装冷却機械による強制冷却や中温化技術の適用を検討することがある。
- ウ
施工の終了時又はやむを得ず施工を中断する場合は,道路の横断方向に設ける継目で仕上りの良否が走行性に直接影響を与えるので,横継目は平坦に仕上げるように留意する。
記述は正しい。横継目は道路の横断方向に設けるため、段差があると車両の走行性に直接影響する。施工の終了時や中断時に設ける横継目は、平坦に仕上げるよう特に留意する必要がある。
- エ
加熱アスファルト混合物の締固めは,一般にアスファルトフィニッシャ側にローラの案内輪を向け,横断勾配の低い方から高い方へ向かい,順次幅寄せしながら低速かつ等速で転圧する。
記述は誤りで、これが正解である。転圧時にフィニッシャ側へ向けるのはローラの案内輪ではなく駆動輪である。案内輪を前にすると、混合物を押し出して波やひび割れを生じやすいためである。横断勾配の低い方から高い方へ、幅寄せしながら低速・等速で転圧する点は正しい。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 基層・表層の施工
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