掘削計画面より上に所要の強度を持つ地盤が現れた場合は、掘削線を変更して掘削量を減らすことを検討する。
令和8年度 7月試験 1級土木施工管理技士 問題A 問38
ダムの基礎掘削に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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無条件に計画面まで掘削する必要はない。したがって、計画面まで掘削するとした記述が適当でないものである。
各選択肢の解説
- ア
掘削計画面から3 m 付近の粗掘削は,小ベンチ発破工法等により施工し,基礎地盤への損傷を少なくするよう配慮する。
記述は正しい。掘削計画面に近い深さ3m程度の部分は、小ベンチ発破工法等で施工する。発破の影響で基礎岩盤に緩みやクラックが生じないよう、損傷を少なくする配慮が必要である。
- イ
基礎掘削は,予期しない断層等が現れた場合は掘削線の変更や基礎処理を施さなければならないが,掘削計画面より上に所要強度の地盤が現れた場合でも,計画面まで掘削する。
記述は誤りで、これが正解である。基礎掘削では、実際に現れた地盤状況に応じて掘削線を見直す。予期しない断層等が現れた場合に掘削線を変更したり基礎処理を施したりするのと同様に、計画面より上に所要強度の地盤が現れた場合も、掘削線を変更して無駄な掘削を避けるべきである。
- ウ
仕上げ掘削は,一般に掘削計画面から 50 cm 程度残した部分を,火薬を使用せずに小型ブレーカや人力により仕上げる掘削で,粗掘削と切り離して施工する。
記述は正しい。仕上げ掘削は、掘削計画面から50cm程度残した部分を、火薬を使わずに小型ブレーカや人力で仕上げる掘削である。岩盤を傷めないよう、粗掘削とは切り離して施工する。
- エ
堤敷外の掘削面は,施工中や完成後の法面の安定性や経済性を考慮すると共に,景観や緑化にも配慮して定める必要がある。
記述は正しい。堤敷外の掘削面は、施工中と完成後の法面の安定性や経済性を考えて決める。周辺の景観や緑化への配慮も求められる。
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- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- ダムの基礎掘削
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